インドネシアの方々がヘルパーさんで香港にやってきて以来、
インドネシア系の小売店も大分増えたし、街市の中には必ずと言っていいほど
彼ら系のお店もあるしで、東南アジア食材をちょっとだけ仕入れたいって時にも
手軽に入手できるようになりましたね。
少し前までは、タイ食材専門店、インド系専門店、アフリカ系食材専門店など
事細かに訪れる必要があったけど、そんな中、インドネシア系のお店は
結構幅広く商品を扱っているので、大分、便利になりました。
2009年頃は、まだ、結構な中心地にも、細々したユニークなお店が
香港には比較的多く残っていて、興味深い街でもありました。
ネパール系のお店でスパイス物色
2009年10月4日(日)香港、晴れ。Current Weather 26度、湿度59%
えっ?湿度59%?大丈夫ですか、香港。まだ、10月初めですが。
料理が得意な北さんのお家に先日お邪魔しました。
訪ねた時に彼女は何かゴチョゴチョとやってます。
「ん?なにつくってんのぉ~?」
「カレーよ。カレー。玉ねぎいため終わって、ちょうどミキサーにかけるとこ。」
ひえぇ~。ミキサー。
そんなものはもちろん、我が家で日の目を見ることはない。
ミキサー、見るからに 洗うの作業が大変そうな、物体。
使用、却下っ!そんな我が家の事情は良い。
我が家の料理事情とは正反対の所にいそうな、
細かい作業も厭わない料理上手な北さんがそのカレーを作りながら
面白おかしくいろんな事をおしえてくれた。
そんな中で特に印象に残ったのがスパイスの話。
超多国籍国家いや、超多国籍地区「香港」。
ここにはいろいろな食材が存在するのですがスパイスもその1つで、
いろいろ、あります、あります。 日本でも見かけそうなものから、
「こりゃ一体、なんだぁ~?」というものまで。銅鑼湾、湾仔あたりにも
地元中国系、インド系、タイ系、アフリカ系などいろいろなお店がありますが、
比較的近くにいながら、今回、北さんに教わるまで全く気づかなかった、
「ネパール系」のお店に早速行ってきました。
「ここは、小袋で売ってくれるから助かるのよねぇ」という北さんのおすすめ通り、
あります。大袋から小袋まで。 こんな感じですね。
「カレーを作りたいんだけどターメリックとコリアンダーと」と、言いかけたところで
「そんなめんどくさいことしなくてもこれはどおぉお?10分くらい煮込んだら、
できあがりよ~ん!」とお店のネパールのおねえさんに、おすすめされたのが、
右側のMeat MASALA。(HK$10 / 2009年当時)その箱のHow to use欄によると
「…… Add 25grms. B.M.C. Spl. Meat Masala and cook till soft. ……」と
堂々と書いてあるので生産国のインドではきっとB.M.Cといったら
誰もが知っているブランドなのだろうと想像します。
それにしても、1キロの肉にトマトもしくはヨーグルトを入れてって、
そのトマトはどれくらい入れたらいいのか全く書いていないので、検討もつきませんが
お好きなだけ適当に、という内容に脳内変換してみました。
袋入りのスパイスはターメリック、コリアンダー、ベーリーフとクミンを
買ったつもりではありますが、チョッと不安。
実際それが、コリアンダーやクミンだったのかスパイスど素人のワタクシには
判断のしようもない。でもね、いいんです、判断しなくて。
実際、料理作って食べてみたところでもわからないから。
取りあえず、使ってみます。
香港は本当にありとあらゆるスパイスが簡単に入手できる
お料理好きにはたまらない場所だと思うので、
街中でスパイスやさんを見かけたらスパイス好きな皆さまは、是非に!!