香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。旧Hong Kong Days

話食屋というビジネス

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話食屋というビジネス。

必要だと思います。こうしたビジネス。

プチ援交とも違う、介護ビジネスとも違う、人が生きていく上で、普通に生活していく上で、ごくごく普通の空間。それを提供するビジネス。


友達や同僚を誘って飲みにいくほどではないけれど、まっすぐ家に帰って自分で作って食べるって気持ちにもなれない。1人でブラブラ旅に出かけた時に、旅先で自分の事を全く知らない誰かに自分の思いを話してみたくなるとか、仕事とは離れたところで、ずーっとではないけれど、少しだけ誰かと時間を共有したいとか、そういう思いって多くの人が持っていると思う。人によってはそんな気持ちをビジネスにするなんてって感じる人もいるかもしれないけれど、でもこんな時代だからこそ、少しだけ誰かと一緒にいる事で気持ちが楽になれる人も大勢いるのではないかと、そう思う。


超専門のカウンセラーと話すのもいいと思う。

聞き屋さんに電話して、愚痴を思いっきり聞いてもらうのもいいと思う。

でも、それらとは別の、もう少しごくごく普通の空間。


だからね、考えた事あります。

香港にぶらっと1人で来た人や単身赴任の人が誰かと話したくなった時とか、何だか今日は誰かとご飯を食べたいって思う時、ちょっと誰かと飲みたいって思った時とか、普段は友達に囲まれているけど自分を知らない誰かとどぉ~うでもいい話がしたくなった時、そういう時に「ごくごく普通の空間」を提供することって必要じゃないかって、で、自分にはそういう空間を提供する事が向いているのではないかと。まぁ、簡単に言えば、時間単位でおつきあいしますよということになるのでしょうし、それがプチ援交と何が違うかと聞かれたら、年齢の事はさておき、厳密な差はわかりませんが、健全なビジネスとして構築させることにより、利用しやすくなる人たちも多くいると思うし、そうしたビジネスがあることで救われる命すらあると思う。


カウンセラーでもなく、心療内科医でもなく、現地ガイドでもなく、お手伝いさんでもない。同僚でも部下でも友達でも飲み屋のお姉さんでもない、普通の誰か。


「いつか、誰かにとってのthird placeになりうる時空間を作りたい」そう思っている人は多くいると思うのです。私もその内の1人なのですが、その時空間がそれぞれレストランなのかBARなのかホテルなのか。メイドカフェやスパ、本屋さんやマッサージ屋さんって形で創り出している人もいると思うし目指している人もいると思う。


でも「誰かにとってのthird placeになりうる時空間」って必ずしもレストランやBARなどという形になっていなくてもいいと思うのです、この「話食屋」にもあるように。


人はどこかでリセットが必要な時ってあるし、愚痴を言い、自分勝手な講釈を並べ、何で誰も自分を分かってくれないんだとイライラし、そんな気持ちを誰かに聞いてもらいたいってそう思う時があるし、それでいいと思う。逆にいつも回りにイエスマンしかいない人は、誰かに率直な気持ちや意見を聞いてみたいって時もあるだろうし、それもいいと思う。特別ななにか話があるってわけではないけど、だれかと普通に食事をする、もちろんそれも、ありでしょう。



と、いうことで「ごくごく普通の空間、普通の誰か」を我々が提供することになったのかどうか気になる方がいらっしゃるとは思えませんが、まぁ、あいにく、話食屋さんのようにご飯は作れません、あしからず。


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