ハワードさんもビックリ！
このビル、配水管無いからさ、
近くのトイレから水もってきて
コーヒー作ってたんだよね、
ゴメンチャイ！
ってな事や、
当店の自慢の牛肉団子、
まぁ、材料は牛肉より安めの豚肉だけどね！
（ちょっと脚色しましたby昭和の女）ってな事など
相変わらず、色々な話題、盛りだくさんの香港。
トイレから水もってきてコーヒー作って売る事や
牛肉団子というメニュー名で豚肉団子を売るとか
そういう事が良い事か悪い事かという議論は
他の方々にお任せするとして。
報道の自由はいいけれど、これは、少しやり過ぎなんじゃん？
って事が時々、ナキニシモアラズな香港ですが、
次から次へと色々な事の事実が大体の場合リンゴさん経由で
面白可笑しく世間に伝わるというのが比較的一般的ですかね。
今週たまたま重なって報道された
コーヒー好きじゃなくても、殆どの人が知っているだろうと思われる
コーヒー屋さんでの出来事と
地元香港ヤンはもちろん、香港を何度も訪れた事のある人であれば
聞いた事くらいはあるだろうと思われる香港内で数店舗展開する麺屋さん。
これだもの。
どんなに有名ブランドでも
あっと驚く出来事がある香港だもの。
香港人の目は鍛えられ肥えるはずですよ。
これね、面白いのは、これが
日本と中国と香港の市場の大きな違いの１つの背景だと思える事。
あくまでもワタクシ、昭和の女の
ザクッとした大雑把な感覚でしかないのですが
日本と中国は何となく似ていて
「ブランド名」や「高価」なものが比較的
そのまま信用され、支持され、そのまま購入される。
このブランドは有名だから大丈夫だろう。
これだけ高いのだから本物だろう。
という心理が購入者の中で働いて、人々は
商品そのものの確認はそこそこに購入する。
一方、香港の人は、買い物時に自分の目でよく見て確認をする。
ブランド自体が有名だろうが、商品そのものが高価な物だろうが
「これ本物～？大丈夫なの～？」という心理が
心のどこかに常にある。そんな気がする。
良くも悪くもコピーや偽物だらけに囲まれつつ
その事実を世間に伝えてくれるメディアが存在する
ここ香港に暮らす間に養われた自己防衛スキルやね。
街市でタマゴを買うときも
スーパーで野菜を買うときも
外資系デパートでちょっとお高いものを買うときも
有名ブランド品の何かを買うときも
まぁまぁまぁまぁ、
よく、そこまで、じっくり、みますね、あなたっ！
って半ばあきれるほど確認をするし、
その習慣は、感心するほど生活の中に根付いている。
まぁ、色々な例外もありますので
あくまでも、一般のお客様よ、一般のね。
だから、どんなに日本国内で有名でも
どんなに自分たちは充分に認知されているブランドだと思っていても
香港市場で支持されるには
いやいやなかなか、
そう簡単にはいかないのですよ、きっと。
