香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。

インバウンドビジネスの超盛り上がりに思うこと。

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まだまだ先だと思っていた10月も目前、消費税免税制度改正、施行。

昨年からのASEAN諸国、訪日観光客に対するVISA免除の拡大

最近の円安傾向も後押しし、観光立国を目指す日本としては

インバウンド業界、まさに追い風。

という感じで盛り上がっていると思います。

異国の方々が日本に興味をもって、実際に来てくれて

楽しんでくれて、しかも日本でお金を使ってくれる。

日本の方々だって異国の方との交流の機会も増えて

うん、いい事、いい事。

とってもいい事だと思うし、本当に嬉しい。



その一方で、年内に上場を目指す香港大手旅行会社のEGL(東瀛遊)

をはじめとする香港の旅行会社。

香港の新聞によると、彼らが今直面している問題に

日本のコストが軒並み値上がりで、とりわけホテルの確保が難しい。

円安でも値上げはあっても値下げなどありえないと

コメントされていましたね。

日本関連は安くなるはずだっ!という世論に対する説明なのか

はたまた本当に日本のホテルがとりづらいのか

その辺の詳細は判りませんが、これね、

個人的にはとっても複雑な思い。



ワタクシ、別に香港に特別な想いがあるわけではありませんが

2004年に香港人の観光目的訪日VISAが免除されて以来、

この10年、日本が円高で本当に苦しい時も

香港の人々は良い物は良いと

その量や頻度は若干鈍ったとしても基本、

どんなに高くても日本製品を買ってくれ

どんなに高くても日本に行ってくれて

本当に日本を支えてくれた人々だと思うんです。

それが今、いよいよ円安傾向で

市民の意識が日本へ向いている時に

肝心のホテルが確保しづらくなっている。では

香港の旅行会社、泣いても泣ききれないんじゃないかしら。



日本のホテル側にしてみれば

健全なビジネスをして行く上で、もちろん

セグメンテーションはあってしかるべきで

市場を分散させるというのは当然の事なんだけど、

思い出すのは1997年。

香港返還前に沸く、日本をはじめとする各国からの香港訪問バブル。

返還前の香港を一目見よう!と日本人を煽りに煽った

日本のマスゴミどもはモトイ、

日本のマスコミの方々のご協力のおかげで

香港は日本人観光客でいっぱいになったのよね。

日本人観光客だけじゃないのよ、実際のところは各国からも来ていたの。

でも、ホラ、日本の方々他所のお国と比べて流行がお好きというか

メディアに煽られやすいというか、いや、ホラ、近いしね、香港。

西欧諸国からの旅行客よりその伸び率が目立ったんでしょうね。

そんな返還前に香港を見よう!香港旅行大流行!

っていう騒ぎの中

その火付け役となった日本メディアの方々が次に話題にしたのは

香港のホテル、日本人向けに差別価格!

日本人滞在客に対してはベラボウな値段を付けている!という角度から

香港のホテル業界叩き大盛り上がり。

香港側もやり過ぎな部分があったと言えばあったような、そうでもないような、そんな気がしないでもないですが。

メディアの方々にマーケットセグメンテーションという

概念はあるのかナイのか、まぁ

マスメディア言うぐらいだもの、彼らにとっては

どのマーケットに対しても同じコンテンツのものを如何に広く広めるかっていう

意識しか元々ないのか、よくわかりませんが、

ホテルの価格は全世界の市場に対して同じべき!

日本人旅行客は香港のホテルにふっかけられてる、皆、騙されるな!

という事を、日本の皆さんに向かって訴えた。

日本メディアの方々のいわんとしている事はわからなくはない。

でもね。

でもそれでは、ホテル側は健全なビジネス成り立たないよね。

ここでホテルの価格設定やホテルが何故予約ルートを

自社ホテル予約部門のみに絞らないのかなどの

詳細な部分は長くなるのでサクッと端折りますが。

あれからカレコレ、20年近くたったもの

当時、市場ごとに値段が違うとは何事か!と

物凄い勢いで世に訴えていたメディア関連のご本人さまたちも

その後、経営学などを学ぶ機会もあっただろうと願いたい。



思いのほか、香港返還バブルの話がメインのようになってしまいましたが

ここで言いたいのは、日本のホテル業界は

今、正に1996年から1997年の返還バブルに踊った

香港のホテル業界の動きに似ているのかも知れないと

ふと思ったわけです。



新しい市場を広げるのは大事。

お客様の数を増やしていく事ももちろん大事。

では、需要が供給を大幅に上回った時、セールスパーソンはどうするか。

部屋は直ぐには増やせない。

苦しい時を支えてくれた、低予算のお客様をお断りするか

新規だけれど、お金は幾らでもあるよ~というお客様を優先に受け入れるのか

やっと、やっと、やっと我が国の訪日VISA免除になったの、

予算はあまりないけど日本、本当に行きたいの、という切なる願いを受け入れるのか

それとも、それとも、さてさてどうする?



いや、わからないですよ、実際のところ

「日本のコストが軒並み値上がりで、とりわけホテルの確保が難しい。

円安でも値上げはあっても値下げなどありえない」

のコメントの裏側は。

日本のホテル側は、本当に本当にお部屋が無いんです。

ほんとにほんとゴメンナサイ。と思っているかもしれないし

イヤイヤ何の何の。

「部屋がナイとは言っていない、お宅様のご予算では

私どもでお部屋をご用意する事は難しいと申し上げているのです」

という、そんなお話かもしれないし、

それより何より、困った困った、日本のホテルが取れないのよ

格安旅行、だんだん準備できなくなってきたよぉ~と

申し訳なさ気に言っていた香港側の旅行会社がホントは

「円安円安、うっひっひっ!

どんなに高くてても日本の旅行は売れるのだ!」とか

思ってるかもしれないし。



今日は何のお話だっけ?

そうそう、消費税免税制度改正10月1日施行。

海外居住者は日本人でもパスポートを持って買い物をしよう!という

そういうお話。


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