香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。旧Hong Kong Days

雨傘運動:香港はキラリと香港らしさを散りばめております。

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長引くデモ。

昨夜11:30からの緊急記者会見で政府側とデモ隊の対話が約束されました。

どうなるかは、わかりませんが、政府側としては選挙制度云々より

とりあえず他市民に影響の出ている交通面とか

経済面とか、早急に立ちなおさなければという部分で必死だと思います。

まぁ、小売業界は昨年比暫定40%減。

各国、香港に関する注意喚起が出され、国、会社によっては

香港への渡航を制限する方々もでてきましたね。

観光、金融、小売が相当な比率を占める香港経済ですが、

まぁ、どれも急落下で、近いうち人員整理も始めなくてはならないでしょうが

それは、デモを応援する人も、そうでない人も含め、こうなる事は

当然わかっていたことだろうし、誰かを責めるわけにもいかないし、

仕方がないのでありましょう。



本日10月3日、連休明けとなった香港ですが、政府本部庁舎は閉鎖され

職員の方々は登庁できない状態となりました。

朝方には勤務中の警察職員に食事や水などを搬入すべくデリバリーの車が

入ろうとしましたがデモ隊により阻止され、

結局のところ車は引き返し、政府側職員により1箱ずつ人力で運んでいましたね。

デモ隊側は、お弁当や水以外の何かも運んでいるのではないかという懸念からで

「俺たちが運んでやるよっ!」の大合唱。そこまでは見ましたが

その後、政府側は車を引き返させたという図だったのですかね。

デモ側に検品させたら良かったのにね。そういう事はできなかったのかしら。

普段は効率いい事好む香港なのに、えっ?ここでコレですかっ?っていうような

動き取る時あるよね、時々。

まぁ、よい、見守ろう。



さて。

来週早々、商品の搬入もあることだし、

デリバリー経路状況の再確認も含めて銅鑼湾に行ってきましたが。

金鐘近辺の物々しさと比べ、本日の銅鑼湾、

なんというか、不謹慎と言われてしまうかもしれませんが、なんとっ!

ちょっとコメディータッチになってきた。

夜になったらまた様子が変わるのかもしれませんが、

何だろう、デモをする人、デモ隊と口論する人、それを停める警官

そして、その様子を周囲でパチパチ、パチパチ、必死で撮影する人と

その塊に野次を飛ばす、純粋な野次馬。

そんな様子を少し離れたところで、小売業界の休憩中スタッフが

タバコを吹かしながら、ようやるなぁ~、みんな。。。というような顔で

淡々と眺める。



その直ぐ脇では、国際色豊かな観光客が

完全歩行者天国となったHennessy Roadを闊歩し超謳歌。

Hennessy RoadからHysan Placeを挟んだ向こう側の啓超道側(Apple脇)では

iPhone6の転売がそれはそれは賑やかに行われ、

みんな、みんな、人それぞれ。



昼間の様子ではデモ隊vsデモ反対の戦いは

利園山道側のほんの一角で行われいたようですが、

その隣は歩行者天国で、超平和。

あんまり洗練されてない週末の銀座、そんな感じ。

もうね、なんだろ、なんでもありで、ホント、香港ですわ。

これぞ、THE HONG KONG!って感じでございました。



こんな時に、今流行りのスマホなるものを使っていれば

写真も直ぐ撮れるってわけね。

早速、啓超道で転売してる中国のにーちゃん、ねーちゃんに

相談してみたほうが、いいでしょうかね。



日本で何かと香港が気になる方々も多いかと思いますが

そんなこんなで、引き続き、長引きそうではあるものの

そんな中でも、香港はキラリと香港らしさを散りばめております。



経済のこと、将来のこと、ライフラインの事とか、

香港政府や香港市民には本当に真剣に考えなければならない事が

たっくさんあって、特にライフラインは重要で

中共なんかダイッキライ!

 

コッチから願い下げよっ!ふんっ!

 

と、簡単には言えない部分が多いにある事も、

この民主化運動の収束をややこしくしている部分なんだけど

それは中々ね、他所のお国のお方には、わかり難い部分があるのよね。



お、そうそう。

今週のHK-Magazine皆さん、もう、ご覧になりました?

その表紙が傑作。

このシリーズの絵が表紙に使われているのですが、結構、芸が細かい。

The End of Hong Kongというタイトルで

2047年、その時が来た時の独自のシナリオをいくつか挙げていて

コラムでは

HOW TO LEAVE HONG KONGというチップも結構な枠を取っています。

各国の移民受け入れ情報や、高度人材受け入れの概要に加え

MPF引き出すの忘れんなよっ!というコメントを落とさないとが結構、現実的。

表紙自体はまだアップされていないようなので、

街中で見かけたら今週号は実物を是非に。



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