ある日の出来事@中国某市。
送迎無料シャトルバスにて空港へ。
何と言いますか、アレですよね、あれ。
隙間があれば何かで埋めなければならないという
使命感というか、義務感というか。
「空間許すべからず!」
という感覚が、きっとDNAレベルに埋め込まれている。
苦情を言う人など誰もおらず、むしろ見知らぬ者同士
皆とても協力的で和気あいあい。
乗客のほとんどがTerminal2利用者という中
最初の停車駅、Terminal1利用のワタクシは
この荷物より先に降りる事になるわけですが
通常あるはずの通路は荷物で埋まっているもの、
そう、この荷物の上を這って下車をするという
これまで出会ったことのない状況に
「ほほぉ~、へぇ~、なるほどね」と関心しつつも
いかんせん、こんな下車方法は経験がなくバランス保持も結構危うい。
それでも通路側に座る方々は、ワタクシが荷物から落ちぬよう
ガードしてくれるという人々の優しさ、溢れんばかり。
右一番前の方に至っては空港到着まで中腰だもの
日常生活をこなす上で自然と足腰も鍛えられるであろうという
そういう積み重ねが彼らのコアな部分にはあるわけで
いやはや、きっと世界中、どこへ行っても生きて行けるであろう人々。