勝浦の「カツオまつり」中止のニュース。
記事中の「ここ数年、イベント時期に手ごろな大きさで売れ筋となる
3キロ級の水揚げ量が減少していた。」という文を読みつつ
ん?
ん、ん、ん、ん、ん?と考えた。
この数年、こちら香港では街市(マーケット)でカツオを
見かける機会が急激に増えている。
今年はまだ気になるほどでもないけど
昨年、一昨年あたりは、今日もカツオ、明日もカツオかっ!!と
思うくらいに見かけていた。
以前から並んでいたのにワタクシが気づかなかっただけなのか
それとも、この数年カツオが豊富に獲れだしたのか
その辺は良くわかりませんが、それでもワタクシ
生粋の房総っ子でありますので、街市に並んでいれば
「あら、カツオちゃんっ!」
ってなくらいには反応すると思うのよね。
日本食もすっかり日常生活の中に溶け込んだ香港では
今でこそ「かつお」の認知度も上がってきましたが
もともと魚を生で食す習慣の無かったここでは
加熱調理したカツオの独特なサバサバ感から敬遠されがち。
その上カツオさんったら、香港では少し前まで一部の人々の間では、
そのお腹の中の特徴そのものズバリを超ストレートに表し
「多虫魚」
というお名前で呼ばれていたものだから、
美味しいというイメージには程遠く、
人気の「に」の字にもたどり着けなそうな、そんな存在で
街市でも二束三文で売られています。
カツオに限らず、このところ
何となく街市に並ぶ魚の種類や季節が、少しづつ
変わってきているような、いないような。
もしかしたら以前は勝浦辺りに揚がっていた3キロくらいのカツオは
このところ香港近辺であがるようになってきたんじゃん?
そんな事を考えながら
勝浦の「カツオまつり中止」の記事を読んでみた。