この先、あとどれくらい香港に住むのか検討もつきませが、
でも、こんな事はもう2度とないだろうと写真を撮ってみた。
2016年1月24日(日)朝の気温4度。
59年ぶりの寒さとなった昨日は一日中4度のままで、夜遅くにやっと6度まで上った。
暖房設備の整っていない香港で4度というのはシビレル、シビレル。
ビブラム香港の開催日と重なったこの寒波。
参加者はもちろんの事、消防、警察、その他関係者の皆さんにとって
大変な週末となりました。
明報:【短片、多相:超強寒潮】大帽山85傷1危殆 逾百人困飛鵝山 消防籲勿再上山
(注意事項: この先、不謹慎な表現が沢山出てきます。自己判断でおすすみ下さい。
こちらは政治、経済、思想などの専門知識を持ち合わせない香港在住女の
偏見に満ちた毒舌日記となっております。ご了承下さい。)
さて、そんな香港の歴史に残る大寒波の中、
これは2度とない機会とばかりに山に上りたがる香港ヤン続出。
山へ向かう道は車がつらなり大渋滞。
香港ヤンはどうしてこうまで挑戦好きなのか。
Apple daily: 3.1℃ 59年來最凍賞霜500人困寒山
無線電視新聞:大帽山路面結冰18人報警 警封路不准上山
凍りついた路上で救出作業を続ける消防員や警察の方々も大変で
「山は危険だから上るな、上るなっ!」と呼びかけている中
どうしても上りたい方々
そんな大勢の中でも今回特に人々の注目を集めたのはこのお方。
いつもよりは寒いけど、ちょっと街までお買い物♪♪ってな
イデタチで、どうしても登りたいらしい若き女性。
「山は危ないんだ、登るなったら登るな!」と必死で止める警察に
「自分の命は自分の責任っ!登らせろったら、登らせろっ!」と
昨今稀に見る勢いのある女性でございました。
Apple daily: 【短片】【真‧寒流】上大帽山被阻 惡女狂鬧阿Sir︰條命係我自己㗎
土曜の夜から日曜の朝にかけて、もの凄く吹き荒れて
台風シグナル8より強風ジャンというくらいの勢いでしたね。
自宅のつくりといえば床は石、壁はコンクリートのガチ夏仕様でございます。
ワタクシただただ寒さに震え、室内でも手袋装着という
そんな週末を過ごしておりましたが
まぁまぁまぁまぁ、この寒さの中、沢山の香港ヤンが
山を目指してお出かけになったようでただただ驚きでございました。
気持ちはわかりますよ、気持ちは。
普段こうした風景、見ること無いですからね。
明報:【強勁寒潮】賞霜人士癱瘓大帽山 「霧淞」處處成拍照熱點
それにしても彼らは何故そうまでして自然に挑むのか。
我々には見えない何かと戦っているのかも、そんな気がいたします。