すごいな、ズボラな自分が当時はテレビ画面の台風シグナルの様子を
健気に撮っていたなんて、ほぉ~、ちょっとビックリ。
そして、結構、細かに説明してたのね。
日本も、台風や大雪の時の為の取り決めを何か作ったらいいのにね。
それはそうと、行政長官が曾蔭権先生ってのも、時代を感じる。
台風シグナルが表示されたテレビ画面をとってみました。左上の黄色字がまさにそれです。
2009年7月11日(土)香港、台風シグナル3。
曇り、雨、日差し有りの後曇りを繰り返す。
今日は台風シグナル3です。
昨日の段階では、今回の台風はシグナル3までいかなそうと言っていましたが。
やはり自然の動きは人間やシステムで予測するのは簡単ではないようですね。
香港の台風シグナルに関しての決まりごとやシグナルの見方などについては
いろいろな資料があると想像しますので、今日は、
実際にお知らせ表示が出ているテレビ画面を取ってみました。
左上の黄色字の逆さT字3がそうですね。
7/7となっているのはちょうど録画画面だったのでしょうか。
今日は逆さT字3ですが、台風の向きや距離によりT字になったり、
数字も通常は1、3、8が使われます。数年前には9、
さらに何年か前にはシグナル10もあり、あの時は確かにすごかった。
香港に住む外国人のほとんどの人がお世話になる湾チャイのイミグレオフィスビル。
ガラスが何枚も吹っ飛び中の書類相当数、飛ばされてた。何の書類だったのかしら?
第一、あんな高いビルからガラスが落ちてくること考えただけでも恐ろしいです。
30階か40階くらいあるんじゃないんですか、あのビル??
台風に限らず香港では天候によって行動範囲が規制されることがあります。
あ、規制というのではないですね、たぶん。市民の安全の為です。
観光などで香港にいる非居住者のあなたも含め、
香港にいるすべての人の安全確保のために、むやみやたらにブラブラ街を歩かず、
今いる場所で安全確保に全力を尽くしてください。ということですね。
台風情報がはじまった直後から、ビジネスをしている人もそうでない人も、
大人も子供も、公務員も一般市民も思うことに違いはあれど、
台風の動きに皆注目です。実際にはシグナル8になれば
ほとんどすべての交通、ビジネス機能はスローもしくは止まりますので、
シグナル8になりそうな時には体制がすでにそうなります。
例えば、シグナル3あたりから、社内は通常業務どころではなくなり、
今日は早く帰れるか、明日は休みか仕事か(休みではなく、外は危険なので
いる場所で仕事をしてくださいというのが本来意味ですが、そんな事、
実行されるはずはない!)あらゆる方法で台風情報を追い続けます。
「君たち、何で、普段からその集中力と情報網を駆使して働らかないの?」
と思うほどすごいです。シグナル8になると何事も動きづらくなるので
「あと数時間後にシグナル8になりますよ」とか
「今回の台風はシグナル8にはならなそうです」という予報、
情報が流されるのですが、ま、その情報集めということです。
そんなこんなで、月から土曜13:00まで働く大部分の香港住民にとって、
例えば「水曜の朝、起きたらシグナル8で、どうやら夜まで続きそう」と
「土曜の17:00にシグナル8で日曜の午前中くらいまでらしい」ということは
彼らにとって大きな違いになるのです。
これから、台風の季節。
偶然にも香港訪問中に台風にあたった場合は
「今年はきっといいことある!」と信じて、ガッカリすることなく
普段はできないホテルライフを満喫してください。