電通の石井社長、来年1月に退任のニュースを受け、
今日、香港では日本での働き方について、各メディアが注目しています。
日経新聞(12月28日):電通の石井社長が来年1月に退任
こちらの記事も興味深く拝見しました。
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そうした中Bloombergでは「過労死」と「プレミアムフライデー構想」に関して解説。
Bloomberg: Japan Wants Its Overworked Citizens to Start Weekends Early
Bloomberg: 一石二鳥狙う「プレミアムフライデー」
ふぅ~。
個人の余暇時間を増やすという夢のような構想は良いですが、
不必要な会議を止めるとか、
無意味な稟議書作成を簡略化するとか、
一斉入社とかいう、わけわからない入社システムやめるとか
転職をネガティブに受けとめないとか
1日8時間の労働時間、本気で集中して仕事をする習慣と環境をつくるとか
個人単位、会社単位ですぐに取り込めそうな事も沢山ありそう。
日本企業での働きやすさ、働き難さを語ることが出来るほど、ワタクシは
日本企業で働いた経験がないので一概には言えないかもしれないけど、
日系企業内の環境って自分自身のJob Discription、Duties、Targets & Goals
そうしたものが、非日系企業に比べ曖昧なのでないかと想像する。
四半期ごと、半期ごとでもいいと思うけど、上司とapprisalの機会が設けられ
年間の目標に対して進行度はどうかとか、目標を達成するにはどうするべきか
お互いに確認できる、そうした指標などもあった方が、限界になる前に
調整しやすいだろうと思うけど、日系企業内ではあまり一般的では
ないのかな。まぁまぁまぁまぁ、忙しいよ、本当に。
各自年間目標があり、普通に業務をこなしながら、自社ブランドの勉強とか、
一般的なブランディングとか、営業戦略とかチームビルディングとか、
そうした自分の営業成績の数字に直接結びつかないトレーニングも会社都合で
勝手にガンガン入って来るし、その課せられるトレーニングプログラムの数も多い
上に、1つのプログラムが終了したら、また次と、限りなく組み込まれる。
その都度トレーニングにも宿題もたんまりでるし、実際、上司も部下も、
無駄な会議とか、結論の出ない会議とかそんな事に避ける時間なんてナイナイナイ。
でね、上層部になればなるほど、朝、早い。
レポート仕上げるのも速い。
帰るのも早い。
まぁ、言葉の有利さってのもあるとは思いますが、
基本、なんだかんだ言っても、西洋人さん達、仕事、速いわ。
集中力、凄いよ、彼ら。
「おぉ~いぃ、上司さんよ、だいじょーぶですかい?」
って、時々、たずねたくなる時もあるけど、多分、それは文化背景の違いから
来るものであったりするわけで、真似してもいい部分も結構あるきがするかな。
そうは言っても、ワタクシ、根っからの、日本大好きっ子でありますので
新しい年こそは、多くの方が、気持ちよく働ける、そんなニッポンになれたら
いいなと、そう、願うばかりです。