Ap Lei Chau周辺の様子はこれまでもアップしてきたような、してこなかったような。
サクッと見返してみましたが、どうやらここではなさそう、別窓か。
2016年12月に地下鉄が開通して以来、大分、人の流れも変わりました。
住宅も次から次へと建設されていて、今は大分、高級どころの住宅も増えています。
今日は、そんなAp Lei Chauの地下鉄開通までまだ5年以上という2009年頃の
様子を振り返ってみます。
香港の住宅事情:Ap Lei Chau(2009年)
2009年10月19日(月)香港、曇り。25-27度。湿度74%
香港の「エコ電球」も、アメリカの「気球」事件簿も、まだまだ世の中を振り回しそうですが。 ふ~う、困ったものです。
さて、香港の住宅事情。
我が家のベランダからの眺め。
なぁ~んて、我が家がこんな優雅な風景を楽しめる場所にあるわけはなく
我が家は3cmハーバービューよ、そもそも、我が家にベランダないし!
随分前の事ですが、日本から友人の清さん一家が香港に来てくれた時に、当時、
天后、砲台山辺りを中心に徘徊していたワタクシは、
もちろん、ワタクシの都合に合わせ「北角」の「City Garden」に泊まってもらった。
「5cmのハーバービューがとっても気に入っています。」と絶賛だったわ。
清さん一家、ワタクシ、なんと、良い友人を持ったんだろう、と、つくづく思った。
ちょ~~~ローカル地区、愛しの「鴨利洲(Ap Lei Chau)」も新鴻基の高級住宅
「深湾軒(Sham Wan Towers)」ができてからというもの、
何となく、様子が変わってきました。
左の小奇麗なビルが「深湾軒」ですね。そりゃ、セントラルや今話題の
超高級住宅のような「高級さ」ではありませんが、でもこの辺りでは、
もちろんずば抜けて高級です。というか、ここしかないし。高級どころ。
(2017年追記:2017年現在は続々とビル建設が進み高級どころも増加傾向)
そして、また、新たに大きな住宅が建てられています。
アットいう間にこの高さまできました。まだまだ、高くなりそうですねぇ。
もともと「フルハーバービュー」であった「鴨利洲」に住む多くの人たちの家も
「フルビルディングビュー」に一挙に変わってしまいました。
静かに仲良く、平和に暮らしてたのに。
昔は「田舎」っていうだけの平和な地区だった故郷「南房総」がこのところ、
急に各方面から何かと注目され、オシャレな家やBARなんかができちゃって、
チョッとづつ、でも、確実に雰囲気変わってきたのと同じ感じでかな。
でもまぁ「深刻な過疎化」で悩んでいた時代と比べると、これも贅沢な悩みなのかも
しれません。地区によってはまだ、まだ、切実な問題は続いているようですが。
数年後にはこの「鴨利洲」地区にも地下鉄が伸び、湾仔、金鐘方面まで
渋滞を恐れることなく、スイスイ~と行けるようになるし。
まだまだ、変革途中の「鴨利洲」です。
まぁ、それにしても、こんなところにもビル建てちゃうの?というところにも
ビルを建ててしまう香港。 せっかく、30階くらいに家を持っても、大抵の場合、
数年後には目の前に50階建てくらいのビルできちゃうし。
ここには土地なかったでしょ?という場所だって、どんどん埋め立てて土地そのものを
造っちゃうし。 セントラルの碼頭から銅鑼湾のまでの海岸線なんて10年前、
どんな感じだったか、もう、思い出せん。
そのうち、セントラルとTSTだって、歩いて渡れるようになりますね、きっと。
我が家の3cmハーバービューも、いつまで確保できるのでしょうか。
それが一番の心配どころ。