ガチョウとアヒルと鴨。
彼らがみんな生きている間は、何となく区別できるガチョウとアヒルと鴨ですが
実際、食事絡みとなるとね、日本の暮らしではあまり食べる機会がないので
知識が訓練されておらず、どれがどれだかさっぱりわからず、
おまけにどれがお高くて、どれが庶民的な食材だったかも
こんがらがっちゃって香港生活をする上で、なかなかクリアーできない壁よね、これ。
ガチョウ / 鵝 / goose (お高い方!)
アヒル / 鴨 / duck(庶民的な方!)
カモ / 鴨 / (wild) duck
アヒルは鴨を家禽化したものらしいわ。
広東語の世界でアヒルとカモの区別があるかどうかというのはワタクシ、
これまで誰かに聞いてみたことはありませんが、想像するに、聞いたところで
アヒルとカモの概念すらお持ちでいない方々の方が多いような気がして
「あのヤップン小姐、まぁ~たわけわかんない事言い出したよ、メンドクサイ」と
思われるのがオチのような気がするので、これから先も聞かないでおくわ。
香港でのアヒルとカモの区別は確認しようがありませんが、
ガチョウとアヒルの区別というのは香港では一般市民でもキッチリしていてですね、
ガチョウが高くアヒルが庶民的という食材で、その料金は倍ほど異なる。
概念としてはキッチリ分かれているのですが、では、実際、食べた時に
正確に判断できる人ばかりかといったらそうでもなく、時には、
ガチョウの料金でオマエんとこアヒル出してるだろっ!!
と、いう問題は定期的に社会問題として発生してますかね。
日本で例えたらどうだろう、タラバガニとアブラガニの関係のような感じ?
潮州料理:鹵水(ローソィ)
久しぶりに妹記の鹵水
南区、中でもAp Lei Chau周辺は潮州出身の方が多く、潮州系のつまみ
特に鹵水(ローソイ)を提供するお店が多い。
その中でも気に入っているお味がここ妹記。
潮州料理と言えば、注文の仕方に慣れていないと目玉が飛び出るような料金になる
恐ろしい料理の1つではありますが、こちらAp Lei Chau周辺のお店は皆、
高級路線とは異なり、かなり庶民的。
鹵水鴨
ここの鹵水鴨は言われなかったら、本当は鹵水鵝ではないかと思うくらい
やわらかくて美味しい。
鹵水の盛り合わせをお願いしようと思ったけど、品数が少なすぎて
1皿分にならないとの事で、鹵水牛腩牛筋にしてみた。
牛バラと牛筋ね。
麻婆豆腐定食。ここの麻婆豆腐、初めて食べたけど
酸菜を入れているのかな、麻の中に酸もあって、面白かった。
定食についてきた本日のスープ。
閉店近くに行った為、ほとんど売切れ。
ビール3本飲んで、HK$270くらいだったかな。
ワンタンの揚げたのや、魚のすり身を揚げたの優秀なおつまみもあるわよ。
皆様も是非に。