みずほファイナンシャルグループ、10年間で1.9万人削減検討
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ロイター(2017年10月27日):みずほ、10年間で1.9万人削減検討
みずほ、10年間で1.9万人削減検討 ITや店舗統廃合で=関係筋 | ロイター
はっ???
ほっ?????????
10年間の人員削減計画
10年後という時間の中に会社自体が存在するかどうかも分からない
今時の世の中で、10年間で1.9万人リストラしようかなぁ~
出来たらいいなぁ~と考えているらしいという
日本を代表する企業の1つのその経営戦略ニュースに、
ある種の衝撃を覚えたワタクシは
「働く」という事に関しては、香港があっているのだろうなと
つくづく感じたニュースだった。
特に金融機関のリストラはその業務の背景から
本人のスキルや業務態度に関わらず、リストラする必要がある場合には
「即日解雇」というのが普通というイメージが強かったので
今回のみずほの10年間計画というのは、
何だか、こう、驚き満載の衝撃ニュース。
文化や労働環境、労働規定などの違いからくるものかしら?
何と言いますか、会社に入る時に
「さぁ、この会社で10年頑張るぞっ!!」
という考えがあるかと言ったら、
一般的に香港にはそういう思考はないわけで
むしろ、そんな事言ったら、
ちょっ、おまえさん、何言ってますの??
くらいな事を周囲から思われてしまう雰囲気すらある香港ですから、
10年計画を会社のお偉いさんに語られても
スタッフとしては「はぁ、そうですか」
くらいしか、コメントないわよね。
HSBCにしても、Standard Chartered にしても
金融機関は数百人単位の人員削減は毎年の事で
数千ー数万人規模の人員削減は大体2年ごとに行われているような
そんなイメージだったから、
労働環境や経営戦略の立て方の日本と世界の違いを
改めてガツンと感じた、そんなニュースでした。