香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。旧Hong Kong Days

香港の医療事情と通訳事情(2009年頃のお話)

にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへにほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ

香港での医療費、公立病院での診察料は2017年現在、1診察HK$180-

今、こうして2009年頃を振り返ると当時はHK$60かHK$70時代だったのね。

その後、HK$100という時代を経て、現在のHK$180-

年中沢山の患者さんが溢れ、昨今の医療従事者不足も重なり、

患者さんを少しでもプライベートクリニックへ回そうとの試みで

プライベートクリニックと公立病院の診察料の差を少なくしていこうという

流れの一環ですが、これに関しては、色々とワタクシ個人的には

こうした方法がいいのじゃないかしら?という思いが無きにしも非ずなのですが

香港には香港の大人の事情も沢山おありなようで、また別の機会にでも。

2009年の↓の内容を振り返りながら

「ああ、そういえばインド系、パキスタン系の方々の医療の問題」が

社会問題になったことがかつてあったなぁとは思い出したけど、

その詳細が何だったかは思い出せず。何だったかな?

インド系の通訳の方が悪さをして、

不正請求などを行っているようなニュースだったかな?

 

香港の医療事情と通訳事情(2009年頃のお話)

2009年12月28日(月)香港、曇り。10-15度。湿度81%

US$1=JPY91.64 / JPY1,000=US$10.91

HK$1=JPY11.82 / JPY1,000=HK$84.61

ひどい夢を見た。

舞台はかつての職場、ニュージーランド人、香港人、日本人、イギリス人など総動員。 疲れた。とても疲れた。疲れをとるための睡眠、この夢のせいで余計に疲れてしまった。 ふ~う。

おっ、ところでクリスマスに六合彩、コンピューターで買った人、数字5つしかないかもしれませんよ。

手元のマークシックス、チェックしてみてくださいねぇ~。

でも、その処理方法、聞いてませんでした。 なんか、複雑だったきがするけど。

 

 

病院でのコミュニケーション。

今、香港で問題になっているのは主にネパールやパキスタンの人たちのよう。

通訳が入った場合の誤訳とか、単なるケアレスミスとか、

そして残念ながら不正な料金請求などがあるらしい。

ネパール人の友人のアミちゃんは、言葉が通じるからという理由で、

インド人ドクターをホームドクターとしている。

香港での医療は賛否両論はあるものの、個人的には感心しています。

これだけの公共病院が設置されていて、

IDカード所持者は今はいくらくらいでしょうか、HK$60とかHK$70とか、

正確な料金は忘れてしまいましたが、いづれにしてもHK$100以下だ。

風邪をひきました、手を擦りむきました、という比較的シンプルな診察で

その貴重さが感じられるかはわかりませんが、でも、手術とか、

MRIで検査とか、体全体の血の洗浄が必要とか、

そういう診察、治療が必要になった場合にはそのありがたさがよくわかる。

そして、15%前後の税金都市「香港」でこの医療システムを

成り立たせているのだから、頭が下がる。

ワタクシも何度か香港の公立病院でMRI検査にお世話になりましたが

「急がないけど、検査は必要」とドクターが判断した場合には、

時には2,3ヶ月待ちではありますが、それでも

MRI料金自体は普段の診察料に含まれているので、

MRIを実際受ける時には支払いは無い。

予約時間に病院に行ってMRIをして、帰るだけ。

その日は診察も支払いも不要。

凄いことだ。

 

病院でのコミュニケーション。

これはどこの国でも、外国に住む多くの人が頭を悩ます事の1つではないでしょうか。

今回のニュースは、通訳者の言語能力の質の低下というよりも、

業務意識レベルの低下を問題視しているニュースではありましたが、例えば

「どこそこの言葉ができるから自分、通訳もできますっ!」と

簡単に考え通訳している人もいれば、

雇う側もそうした安易な考えでいる場合もあって

こうした問題も起きやすい。

特に病院などの生死に関わる機関での通訳が

試験も資格もないのが問題の1つでもあるっ!

という意見もあるようですが、確かにね。

ま、それも、1つの考え方ではあるとは思います、が、

「咳がでます」「咳止めシロップを処方しておきましょう。」とか

「頭が痛いのぉ~」「偏頭痛でしょう。痛めどめだしときますね。」とか

「昨日から下痢で。。。」「海鮮、特に生もの何か食べましたか?」とか、

こういった会話にもヘルプを必要としている人たちも、確かにいるわけで、

でも、だからといってそういう会話に資格を求めたら、

それは世の中、大変なことになってしまう。

ネパールの人もパキスタンの人も、インドの人も

(複雑事情からの会話が成り立たないということは別として)お互い、

ある程度のコミュニケーションが可能なのではないだろうかというのは

私の想像でしかありませんが、でも、香港内には相当数のネパール、

パキスタン、インドの人たちがいて、人がそれだけいるって事は、

需要もあるわけで。

それにしても香港に住む、インド系、ネパール系の方々の間では

こういう問題があったのですね、知らなかった。

 

香港の良さって「非香港人も、いろいろな意味で気軽に暮らしていける街」

というところだと思うのです。 だから、この辺り、

もう少しきちんとしてあげると、

さらにその良さって向上できると思うけどな。

 

今もニュースで取り上げていますが、

香港と比べてインターナショナルスクールが充実しているということで、

子供学習の舞台を香港からわざわざ上海に移す人が少しずつ増えているらしい。

 

そうなっていくのですね。

キチッと住人のこと、町民、市民、県民のこと考えていかないと。

国民のこと、考えていかないと。

昔と違っていろいろ個人レベルで選べるようになっているのですから。

そうしないと、行く先はBrain Drainです。

 

 

他人と他人の間に入ってコミュニケーションを成り立たせるというスキルは

物凄く大変なスキルで、努力の賜物だと思う。

でも、その凄さって通訳を必要な人にはわからない凄さなんですね、残念ながら。

なぜなら、大体の場合において通訳が必要な方々というのは

語学を習得する過程を通っていないから通訳が必要なわけで、

だから、その言葉を習得するまでの道のりとか、

時間とかは残念ながら彼らには共感する術がない。

 

 

ところで、香港医療。

何かと香港にお住まいの日本の方々には人気のない公共病院ではありますが、

ホントに、ホントに最高級の治療を香港内で受けたいと思ったら、

これまた、公共病院らしいです。

超特別治療が受けられ、それはそれは立ち眩みがするほどの特別料金らしい。

どこまでも、需要と供給で料金が決まる香港です。

にほんブログ村 旅行ブログ 香港旅行へにほんブログ村 外国語ブログへにほんブログ村 小遣いブログ お金の稼ぎ方・稼ぐ方法へ