久しぶりに石排湾。
果皮蒸泥鯭
久しぶりに泥鯭(アイゴ)と遭遇!呑み助歓喜!!
泥鯭は香港ではよく食べる。でも何故だろう、最近めっきり減った気がする。
日常的によく食べるのではあるのですが、
泥鯭という呼び名が示す通り
個体やお店の扱いにより泥臭い場合があるので、
見かけたからといって飛びついては地雷を踏む。
お店で購入して自宅で料理する場合も、お店で食べる場合も
こればかりは信用できるお店でないと
なかなか美味しい泥鯭料理には出会えない。
本来は高級魚の仲間ではないけれど、この日の泥鯭は「遊水泥鯭」
なので、お値段はお高め。
泥鯭に限らず「遊水」という枕詞がつけば日本語でいう所の
「活」で、今まさに生け簀や水槽で泳いでいたお魚なので
お値段もドドドーンと高くなる。
泥鯭はね、この陳皮で蒸すのも代表的な料理法だけど
椒鹽泥鯭(塩コショウ風味でから揚げ)
泥鯭粥(アイゴのお粥)なんかも代表料理。
石排湾に来れば、いつものこちら。
椒鹽鮮魷(イカの塩コショウ風味揚げ)
お店が賑やかだったからか、何だか雑ね。
果皮蒸遊水泥鯭
文頭で登場のアイゴの陳皮蒸し。
「果皮」「陳皮」は最近、日本でも流行っているようですね。
柑橘類の皮を干した、何というのかな生薬の一種。
香港では黄色のミカンじゃなくて青い小ぶりのミカンの皮を使うのが一般的。
周辺のおばあちゃんたちも、ちょうど今の季節、自作している最中。
芥蘭(ガイラン)と牛肉の炒め物。
ガイランは冬の代表的なお野菜で非広東語話者の間では
「Chinese Broccoli」と呼ばれているかな。
ブロッコリーと親戚同士かはわかりませんが、
茎部分は確かにブロッコリーのような味はする。
乾焼伊麺。
伊麺は香港では誕生日に欠かせない麺。
別に誕生日でなくても食べる。
コシのない麺なので日本の方の好き好きは分かれるところかな。
お勘定:料理4点、ビール1本、HK$300でございました。
2人だというのにいつもいつも食べ過ぎよね。
日本でもアイゴをもっと食べたらいいのに!
泥鯭に関しては、あまり日本では食べないのかネット内でもあまり記事を見かけず
どうやら日本では「アイゴ」という魚らしいという事を
以前こちら↓↓↓にまとめました。
hongkonghongkong.hatenablog.com
日本でもアイゴをもっと食べたらいいのに!美味しいわよ。
TAKUYA MORIHISAさんの写真展「眼遊」が素晴らしい
今回、改めて広東語の「泥鯭」から英文名の「Mottled spinefoot」へ
そのMottled spinefootから日本名を調べてみると
こちらのTakuya Morihisaさんの写真展「眼遊」へとたどり着きました。
写真がただただ美しい。
図鑑作製のプロだけあって、その解説も細やか。
「眼遊」のアイゴのページ↓↓↓
Takuya Morihisaさん、ありがとうございました!
こちらの「釣魚1400種図鑑(小西英之氏著)」の図鑑画像も
Takuya Morihisa氏の写真がたくさん使われているようです。
こちらには沢山の魚図鑑があります。
泥鯭、アイゴのお料理、機会がありましたら皆さまも是非に!