香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。旧Hong Kong Days

スヴァールバル諸島(ノルウェー):滞在もビジネスも比較的自由にできるスヴァールバル条約を改めて考えてみる

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久しぶりに過去を振り返るシリーズ、いってみようかな。

まだまだ2010年1月頃の記録。

どうやらスヴァールバル諸島に関して気になった新聞記事があったらしい。

今日読み返すまで、スヴァールバル諸島に関して気になったことがあったなんて

すっかり忘れていたし、どんな記事だったかも全く思い出せず。

 

気になって調べてみると、ああなるほど、法的にはノルウェーの一部だけれど、

様々な部分で独立していて、なかでも「スヴァールバル条約」という

興味深い条約があって、比較的自由に滞在もビジネスもできるのですね。

 

スヴァールバル条約に関する詳細は↓↓↓スヴァールバル総督府のサイト

www.sysselmannen.no

 

駐日ノルウェー大使館のサイトにも関連事項が少しありました。

駐日ノルウェー大使館、滞在許可に関するよくある質問

滞在許可に関するよくある質問 - Norway in Japan

 

 

太陽の凄さ(2010年1月)

2010年1月9日(土)香港、曇りのち晴れ。17度、湿度65%

US$1=JPY93.39 / JPY1,000=US$10.70

HK$1=JPY12.04 / JPY1,000=HK$83.04

忘年会の季節が終わったと思ったら、すぐに新年会の季節。それがもうそろそろ落ち着くかなぁ~と思っているとここ香港では旧正月忘年会シーズンに突入、何だか、慌しいなぁ~と思っていると、あっという間にまた新年です。と、いう事で、昨日は新年会。ものすごく飲んだわけではありませんが(←専業主婦ですものっ!)やはり、たくさん笑い、たくさん話をすると脳が刺激されて疲れるのでしょうか。タップリゆったり心地良い睡眠もとれ、なんだか気分も爽やかです。昨夜は「あ、おかえりぃ~。フニャフニャ。。。」とお仕事帰りの相方さんにベッドの上から声をかけ、今朝は「いってらっしゃ~いぃ。すぅすぅすぅぅぅぅ。。。」と送り出し。「あぁ~相方さん、香港ヤンで本当に良かったぁ。。。」と心から感謝する瞬間。

 

さて。

久しぶりに香港を照らした太陽、気持ちよかったですね~、今日は。

太陽ってね、凄い!ってつくづく思うのです。だって世の中のどれだけの人が同時に

布団を干しても優しく暖かく布団をフッカフカにしてくれるし、

洗濯物だってあっという間に乾かしてくれる。

その隣でアジの開き干してても、咸魚(ハムユゥ)をぶら下げておいても、

海苔を広げていても、キチンと乾物にしてくれるでしょ。

やっぱり、凄い。

母なる大地ならぬ母なる太陽というか、太っ腹というか。

「太陽のありがたさ。」って、

冬のヨーロッパで生活をしたことがある人であれば感じるものがあると思うけど、

本当に「ありがたい」の一言ですね。

「昼間っからカフェで太陽浴びながらコーヒーやビールを飲む西洋人」の画を

テレビで見かけるたびに「彼らは『働く』ということを知らんのか!」と

言う相方さん。 基本、年中太陽が拝める香港に生まれ育った君には、

この「すばらしき太陽のありがたさ」は、わからないのだよ、相方君。

殆ど日本と同じ暮らしができる香港での暮らしの中で敢えてつらい部分をあげると

「布団が干せないこと」

「洗濯物に太陽を当ててパリッ!と乾かすことができないこと」

太陽はでていても、悲しいかな、住宅事情がそうはさせない。

 まぁ、そういう事ができる環境にお住まいのすご~い方たちも

中にはいるのでしょうが一般的には難しい。

これが日本並みにできるようであれば、香港は日本人にとって限りなく

暮らしやすい都市の1つになるでしょう。(←今でも充分暮らしやすいし)

 

そんな中、今年1月1日の朝日新聞での記事ですが、

世の中にはいろいろな場所があるのだな~と思いました。

「極北 移民の楽園」と題され

「ノルウェー スバールバル諸島」について書かれた記事。

そこで暮らすタイ人の女性をフォーカスし、

スバールバル諸島でのコミュニティーを紹介している。

 

―2010年1月1日 朝日新聞より引用―

国籍38カ国 最大の町ロングイヤービエンは定住人口を持つ町としては世界最北だ。

一方で、住民約2千人の国籍が38カ国に及ぶ国際色豊かなコミュニティーでもある。

約100人のタイ人はノルウェー人に次ぐ。

ノルウェー政府はこの島に限って、住む家と仕事さえ見つけられれば、

誰でも労働ビザ無しで暮らせるという独特の政策をとってきた。

冷戦時代は戦略的な重要性を持たされたが、冷戦後は炭鉱しかない島に。

政府は危機感から、80年代末から観光や研究・教育などの産業を興した。

本土での25%の消費税を0%にする優遇策もとられた。

―引用ここまで―

 

記事内の豆知識コラムの中で「スバールバル諸島では・・・」

― 4~8月は太陽が沈まない

― 11~2月は太陽が昇らない

― 2500人の人口にホッキョクグマが3000頭

― 住民の足はスノーモービル

― 100万種以上の世界の種子を冷凍保存する とあります。

何だか、興味深い。。。

興味深いのは間違いないのですが、

でも 「沈まぬ太陽」はともかく 「昇らぬ太陽」は、私はいやだ。

 

今、改めてスヴァールバル条約を考えてみる

なるほど、2010年頃といえばお仕事をしていない時期で

気分的にも、なんだろう、外への興味っていうのは少し落ち着いていた頃なのかな。

この「スヴァールバル条約」については、今の今まで本当に忘れていたし、

かつて自分がこんな記事を目にしていたのなんて信じられないほどに

記憶から抜け落ちていた。

朝日新聞の「極北 移民の楽園」記事から約8年。

世の中にはネットというものが当たり前のように存在し、

オンラインで通貨のやり取りも可能となって、

各国では移民問題が次から次へと発生。

2018年となり、どうだろう、スヴァーバル諸島を取り巻く環境に

大きな変化はあるのかな?