2018年ワールドカップ。
開催地、ロシア。
前回2014年ブラジル大会では中国企業スポンサーは1社、
今年は地球の裏側ではなくお隣ロシアが開催国となった為か一挙に7枠。
BBC(2018年6月14日)
サッカー・ロシアW杯 スポンサー収入は下落も中国企業が台頭
プレジデントオンライン(2018年7月2日)
ロシアW杯で“中国台頭、日本消滅”の現実
「0社」となった日本企業の存在感
2018年ワールドカップで初のスポンサーとなった乳製品企業の「蒙牛」
試合会場でヨーグルト飲料とアイスクリームの独占販売権利を獲得。
サッカーを見ながらヨーグルトを飲むのが一般的なのかどうか
その辺のことはわかりませんが、アイスクリームはありかもね。
そんな感じで試合そのものとはまた異なる面白さのあったW杯の裏側物語。
思い起こすは6月半ば過ぎ。
今大会はヤップンヤンの我々もなかなか盛り上がったW杯でありました。
hongkonghongkong.hatenablog.com
そして、夏は過ぎ、季節は秋。
香港のスーパーマッケットで山のようにつまれているのは
マトリョーシカが描かれた飲むヨーグルトらしき商品。
この飲むヨーグルト、
ロシアからやってきたのか、中国からやってきたのか。
香港の一番南のスーパーにまで山のように積まれているもの
現地には相当の数があったのだろうと思うし
S&Mや生産管理の方々はさぞかし胃が痛かっただろうなと
ふと考えてみたけれど
イヤイヤイヤイヤ、はてさてそれはどうかな。
だってですよっ!
すでにシーズンが終わってしまった商品パッケージの
しかも「飲むヨーグルト」という香港ヤンには馴染みも何もない商品を
無理矢理押し込んでくるそのパワーよね。
もし自分が香港のスーパーの仕入れ担当者だったとしたら
絶対受け入れたくないじゃん、
そんな商品。
今はやりの台湾系ドリンクとか、
根強い人気の抹茶系とか
季節感を問わない可愛いパッケージとか
そういう商品ならまだしも
どこからどうみてもロシア用に作ったけど売れ残ったから
これちょっと適当に捌いといてちょーだい
広告代は取らないからさっ!!
くらいな勢いで押し付けられたんじゃございませんかね。
香港の田舎のスーパーで見る世の中のパワーバランス。
それにしても中国企業。
世の中で様々な噂は囁かれるものの、その強気の姿勢は学びたい。