香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。旧Hong Kong Days

Made in HK:   香港製のLEVI'Sに思う古き良き時代の香港

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かつて香港経済を支えた繊維業、製造業。

一番盛んだったのは1970年代頃なのかしら?

時は流れ、香港を取り巻く環境というのは大きく変化

2019年となった今では

金融、貿易、不動産が香港経済を支える。

 

 

少し古い記事だけれど、いろいろ興味深いこちら。

香港経済概観(2006年11月在香港日本領事館)

リンク先資料2ページ目最終段落「経済の特徴」第2パラグラフ

簡単にまとめてみると

 

*香港は過去2度の経済構造転換を経験

>1回目:60年代、中継貿易から繊維産業を中心とする製造業への転換

>2回目:80年代、製造業から金融センター、物流基地への転換

*製造業拠点は90年代前半までにほぼ中国本土へ移転

*貿易、金融、不動産、観光、流通などサービス業がGDPの90%をしめ製造業は3.2%のみ(2004年)

 

 

 

人生とっくに後半戦。

周辺の要不要整理を少しづつでも進めていかねばと分かっちゃいるけど

作業はなかなか進まず。

そんな中、前々から気になっていたこちらの

香港製のLEVI'Sのもこもこジャケット。

f:id:hongkonghongkong:20181202190108j:plain

香港に来て何年かして購入したような記憶、返還前くらいかな。

長い月日が流れたし、保管方法はおおざっぱだしで

すっかり袖口や襟元が変色

とてもとても着て外出できるものではない姿になってしまったけれど

その作り自体はとても丁寧で変色していなければ今でも着たいくらい。

良いもの作ってたんだよね、当時の香港。

 

 

先ほどリンクしたこちら

香港経済概観(2006年11月在香港日本領事館)

によると1990年代前半には拠点はほとんど中国本土に移転したという事だから

1997年の返還後という頃はすでに衣服製造自体は盛んだった頃に比べ

相当少なくなっていたのだと思うけれど

それでもクントン周辺といえばアパレル製造というイメージや雰囲気は

まだまだ残っていて、工業ビルの取り壊しも追いついていなかった。

それでも時の流れとともにクントン周辺の開発は進み

今では皆さまご存知の通り、

香港を代表するピカピカのビルが立ち並ぶエリアの1つとなった。

そういえばクントン一角の開発の目立ったビルの一番手ってどこだったかな。

すっかり忘れた。

そんなこんなで

「クントンにホォー、あらぁ~すごいわねぇ~」

という感じにあっという間にピカピカのビルが建てられて

クントンの古いビルからピカピカビルに早速入居した会社も沢山あって

でもデリバリーのオヤジさんたちは、

かつての工業ビルに出入りしていた方々なので

そのまばゆいピカピカビルの中を上半身裸のごっついオヤジさんたちが

デリバリーしていたりね、なかなか面白い空間だったわよね。

 

香港、どこへ向かってゆくのかな?

 

 

香港繊維産業関連記事など:

HKTDC(香港貿易発展局):香港の繊維産業情報(2014年7月3日)

www.hktdc.com

 

SCMP(2018年3月26日): Fabric of Hong Kong 

www.scmp.com

Fun in Kwon Tong: 

www.kwuntong.org.hk

 

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