仮住まい中@ライオンロックの麓
hongkonghongkong.hatenablog.com
なにはともあれ生活圏の様子をサクッと知ろうと、とことことことこ、鑽石山(ダイヤモンドヒル)方面へ向かって、ゆったり散歩。
いつの間にか牛池湾辺りまでやってきました。地下鉄(MTR)の駅でいったら「彩虹」辺り。「彩虹」はあまり聞かない駅名かもしれないけれど、西貢行ミニバスの出発点なので日本の方も自分で知らぬ間に訪れているかもしれません。ミニバスに乗る前に「牛池湾」で香港地元系飲茶を楽しむ方も少なくないと思います。
遠くに獅子山が見えます。
材料を買って帰って今晩は火鍋にでもするか!などと言いながらブラブラしていたのに、いつの間にか着席。ちょっとしたプライベートシート的なお席でございましたよ。
西貢行きのバスに乗る前に皆さん飲茶で立ち寄るお店なのですが、夜、こんな感じになっているなんて全く知りませんでした。
焼鵝が有名なお店ということも知らなかったな。
そうは言っても、前回ここで食事をしたのは20年くらい前のことだと思うので当時のことは思い出せないけれど、経営も変わっているかも。
こうした「Theダイパイトン」的なお店がこんなアクセスの良い場所で残っていたとは、驚き、驚き!
普通に、通路。
皆が食事をしている中、帰路につく人も当然多い。
いや、通路だし。いや、通路というより、普通に道だし。
朝は「腸粉コーナー」になっているんだろうなという空間の席に通され、プライベートシート風な感じでございました。
メニュー数も多い、多い。
「新志興至尊焼鵝大王」と謳っているもの、「焼鵝」を頼んでみましたよ。
おおっ!綺麗。
ツヤツヤ!美味しそう!
HK$120くらいだった気がするけど、どうだったかな。
ねっ?美味しそうでしょ。
美味しかったのよ、とても。
「深井」まで行かなくても全然いいじゃん!
むしろ、こちらの味のほうが好みだわ!
などと語り合いながら美味しくいただきました。
メニューもたくさん撮ってきたのに、肝心の焼鵝のお値段のページ、撮り忘れたのかしら。でも、また、行くでしょうから、その時にでもね。
お店は予約で一杯の様子。
Covid-19なんてどこで流行っているのかしら?というほどの大賑わい。
このお店でお食事している方々のテーブルを覗くと、面白くてですね。
ほとんど野菜料理なんて注文していない。
お客様、皆、肉食!そんな感じ。
呑助には嬉しいおつまみメニューも多い。
海鮮もあるにはあるけど、まぁ、ここに来たら肉なのでしょう。
取り敢えず、肉系ね、ガチョウ、鶏肉、豚肉、牛肉、なんでもあるわよ。この日は子豚のローストもオススメメニューにあって心揺さぶられましたが取り敢えず焼鵝よね。
ビールのお姉さんもお忙しそうでございまして、いやはや、このご時世、こんなに忙しいお店があったとは。
焼鵝とならんで多くのテーブルでオーダーしていたのが豚足のおつまみ。
メニューをみると豚足系は「沙薑豬手HK$78」と「豬脚仔HK$78」の2つがある。
お店のお兄さんに「皆さんが食べている豚足はなぁに?」と聞いてみた所「沙薑豬手だよ!」と教えてくれたのでそちらもオーダーしてみましたよ。
お食事系メニュー。
私たちは早めの時間に行ったから席はスムーズに取れたけれど、6時半ごろにはほぼフル回転だったんじゃないかしら。
青唐と豚の腸のピリ辛炒め、HK$78-
いいおつまみだけれど、豚の腸の匂いが気になる方には少し苦手な味かも。
臭豆腐系が好きな方は、このお料理も好きだと思う。
きたきたきたきた、沙薑豚手、HK$78-豚足のおつまみ。
ああ、なるほど、皆さんがオーダーする気持ちがわかる。
私たちには少し塩気がきつかったけれど、他所のお店と比べてお酢を多く使っているのか、豚足なのにさっぱりしていて癖になるお味。
ビールを4本飲んで、お会計はHK$330くらいだったかな。HK$350までいかないくらい。
新志興至尊焼鵝大王、彩虹の駅からすぐ近く。2,3分ってところ。
OpenRiceでの口コミはこちら。
新志興至尊燒鵝大王 – 香港彩虹的粵菜 (廣東)燒臘中菜館 | OpenRice 香港開飯喇
席が空いていても勝手に座っては駄目で、必ずレセプションの親父さんに采配を任せて下さいね。スタッフも多くいるけど席配置の権限はない模様。香港らしさが残っていて異国人としてははしゃぎたくなったりするかもしれませんが、そうはいっても場所が場所、間違っても「あっちが良い、こっちが良い」なんてことは仰らずに席の案内は親父さんの言うことをよぉ〜く聞くのですぞ!
地元の方に聞いてみると、昔と比べ、雰囲気が随分変わったという声もチラホラあるようですが、それでも貴重なお店の1つだと思います。
新志興至尊焼鵝大王、よろしかったら皆様も是非に!