ワタクシ、昭和の女。
面の皮は相当厚いくせに、
身体全体的には、それ程でもないらしく湿疹がでやすい。
その原因は色々あるのですが、この季節、
長い時間太陽の下を歩いたらポツポツと現れ始め、中々シンドイ。
モーラステープは使った事ないよ。
チョットしたお休みに南の国のビーチなど行った折りには、
服装に気をつけて外出しないと顔も手足もパンパンに膨れ上がる。
でも好きなのよね、ビーチ。
似たお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この湿疹は根治を目指すというより、
上手に付き合っていく方法を探る他ないのだろうなと
心の何処かで思いながらも
これまで市販薬は言わずもがな
時にはクリームを塗ってみたり
時にはオイル系を試してみたり
時にはアボカドを山のように食してみたり
と、色々、チョコチョコとは試していた。
で。
先週、思い立って中医に行ってみた。
西洋医学ではなく東洋医学ね。
行ってみたといっても、とっても近所で
毎日通る道でおじいちゃん先生がやってる中医。
日本的な呼び方では「漢方薬局」とでも言うのでしょうか。
両手の脈診て、舌診て、漢方を処方してくれるのですが
それを煎じてお茶にしてくれるのでそれを飲む。
直ぐにはできないので数時間後にまた行くの。
そして、その出がらしを更に煎じて
持ち帰り用に準備してくれたのですが
それは飲むのではなく、お風呂の後
患部にこれをパタパタとやりなさいということでした。
これまで身近にあった西洋医学とは一体なんだったのか。
いやぁ~、
中国4000年の歴史、侮れない。
掻き毟りたいほどの痒みがピタリととまった。
その詳細はまたの機会にお伝えするとして。
漢方薬なのでオドロオドロシイ色をしたお茶を
患部にパタパタする事になるので
自分自身の体が茶渋をまとっているような色になるし、
気をつけていなければ衣類や布製バッグなどにも
その茶渋色が付くという、そういう部分はあるのですが
でも、痒みで夜も眠れない日々を思ったら
自分が茶渋色に染まる事なんて、ワタクシにとっては
気になる部分でもなんでもない。
治療と薬と体質の事ばかりは、合う合わないもあると思うし
西洋医学、東洋医学の好みもあるだろうし
一概には言えることでもなく、
一般的日本人生活において、あまり身近ではない中医に
行く行かないは自身の判断で決めるしかないのですが
夜も眠れないほどの痒みで悩まされている方は
香港で漢方薬局、一度試してみるのも良いかもしれません。