デモ16日目。
週末、沢山の動きがあった。
明日10月14日午後5時までに政府總部(Central Government Offices)の
East Wing公民廣場をデモ隊に開放する事を条件に
今朝、7時30分頃一部解除が始まっていたのですが、仕事をしている間に
何か変化があったよう。金鐘、中環あたりが荒れた模様。
我らが銅鑼湾。
店舗前のHennessy Road(軒尼詩道)封鎖解除ならず。
(2014年10月13日午後1時頃のHennessy Roadの様子)
(こちらは香港在住女の偏見に満ち溢れた毒舌日記となっております。
政治、経済、思想などの専門知識を持ち合わせない者が
つらつら綴るブログです。不謹慎な表現などが沢山出てきますので
この先はご自身の判断でお進み下さい)
さて。
今日は日本語媒体でフォーカスされやすいデモ隊とは別の部分の記事
などを少し取り上げてみようかな。
注意事項:見方によっては、何この記事、反デモ側の意見ばかり取上げて!
情報、偏りすぎじゃないっ!と感じる場合もあると思います。ご了承下さい。
少なくとも約650人が仕事にいけず、仕事に行っても時間短縮などの調整もあるよう。
この業界は日当払いの方も多いので長引く封鎖は切実な方もいるかもしれない。
家族を養う為に仕事をさせてくれと願う声もありました。
「君たちの意見は世界中の誰もがわかった。だから場所を大学に移すなりして
とにかく封鎖を解除してくれ」と発言している人もいましたね。
そして有線電視が特集している
デモ隊に参加する我が子を心配する親御さん。
(今のところWeb上で見つけられませんでしたが、見つけたらリンクを貼りましょう)
いつ更なる逮捕者がでるかも分からないこの雨傘革命。
そのデモに参加する中学生、高校生をインタビュー、そして
家でわが子の帰りを待ち続ける親御さんのインタビュー。
「もう、心配で心配で、早く帰ってきて欲しい。
せめて暴力や他の何かから守ってあげる為に自分も行こうとしたけれど
それもさせてくれない。息子よ、できることはもう、全てやったよ。
ただただ安全に帰ってきて欲しい」
という、お母さんの悲痛な願い。
「学生さんがんばれっ!」
「諦めずに民主を目指せっ!」
「負けるな、もう少しだっ!」
と、いう本当に純粋な応援も、このお母さんにとっては、もしかしたら
「香港が民主を勝ち取る為だ。香港の明るい未来の為だ。
あなたのお子さんは戦場に残しなさい
第一線で戦わせなさい!」
と、聞こえているかもしれないと思うと、居た堪れない。
今回のこのデモは、本当にそれぞれの立場によって見方が全く異なり、
家庭内の絆にヒビが入った人も多くあるようです。
外国から香港がんばれ、香港見てるよ!と声を掛けてくれる方々も
本当に、純粋に、香港の子供たちの明るい未来を思ってくれているのだと思う。
一人ひとりその思いや、目指すものは
香港に幸あれ。
きっとみんな同じだろうと思うから
余計に、ただ安全にもう帰ってきて欲しいと願う、
このお母さんの悲痛な叫びが突き刺さる。