香港では屋外で食事するのが心地良く、大牌檔中心の食生活。
人と会う時は別として、家族のみの食事で酒楼(レストラン)に
行くことはあまりない。
まぁ、近所にレストランぽいレストランもないけど。
イヤ、沢山たくさんあっても、きっと、あまりいかないかな。
そんな中、時々、思い出すように行くお店がこちら、富臨。
お安いのよね。この時のお勘定はいくらだったのかしら?
お魚と鶏とビールでHK$150くらい? いつも2人でHK$200前後くらいかな。
蒸し魚。
基本、香港の魚料理は「蒸」系ね。これ、家庭でも一緒なの。
ほら、普通、我々日本人が、普段あまり見かけない魚を手にしたとき、
「う~ん、どんな料理法が一番いいのかわからないけど、取りあえず煮てみるか」
と、思うように、彼らね、取りあえず、蒸すのよ。アジでもハタでも何でも。
魚だけじゃないわよ、餃子だって、スペアリブだってなんだって蒸しちゃうんだから。
日本人にとって「蒸」って何となく気合入れないとしない料理法だと思うけど、
香港では普段料理しない人たちは取りあえず「蒸」からよね。面白い。
豉油雞。文字通り、醤油味の鶏。
この日はね、いつもより早めに行っちゃったのよね、失敗。
まだ、1回転目の鶏さんが、残ってたんだな。若干乾いて御御足も乱れているわ。
繁忙時間に行っちゃうと、キッチンのドタバタが料理に反映される
チョー素直なお店。
いつもは、2回転目くらいの時間でキッチンスタッフに若干余裕が
出来る頃に行くのよね。↓↓↓ホラ、鶏さんもツヤツヤ。
香港仔店は飲物も持ち込み自由だし、料理の出来具合もこの通り
忙しさに比例してムラがあるし、でも、その、ゆる~い感じが気に入ってるわ。
普段使いに重宝するお店。ところどころに支店があります。
でも昔行った旺角支店はゆる~い感じどころか、いかにも旺角な感じだったわ。
気分に合わせて、皆さまも是非に。