香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。旧Hong Kong Days

「宿命―よど号亡命者たちの秘密工作」を読んでみた。

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読んだ本を紹介したり、本棚を誰かに見られたりするというのは自分の脳みその

中身を覗かれているようで、今の自分はあまり心地良さは感じない。

でも、2009年頃をこうして振り返ってみると、読んだ本に関して時々、触れているので

当時はあまり気に留めていなかったのかもしれない。

アメリカではトリンプ大統領が誕生し、下記の文中にでてくる金正男氏は既に他界。

北朝鮮での核実験実施に世界が注目。

2009年当時、誰が今の2017年の様子を想像できただろう。

ロイター(2017年4月13日):米CIA長官、北朝鮮の核ミサイルの脅威「近づく」

jp.reuters.com

 

 

宿命ーよど号亡命者たちの秘密工作を読んでみた。(2009年)

2009年10月29日(木)香港、晴れ。24度。湿度78%。

六合彩を仲間数人で買って、当たった場合には、その配当金だって、分けなければなりません。 これ、普通、常識であるはずではあるのですが、困ったものです。

香港に住む人の道徳観。 皆さんも気をつけましょう。

 

 

「宿命―よど号亡命者たちの秘密工作」(高沢晧司著 新潮社)を読んだ。

改めて昔の人たちを思う。昔といっても、彼らは我々の両親世代でとても近い人たちだ。 飛行機の乗り方も確かでなかった彼らにそうさせたのには、何かがあったのでしょう、きっと。 そのハイジャック自体が考えるより結構(というか、だいぶ)大雑把な計画だったことや、朝鮮民主主義共和国での生活なども、もちろん驚きではありますが、高沢晧司氏のその取材根性に一番驚いた。 こういう人がいたんですね、日本にも。知らなかった。収集された膨大な資料は現在ハワイ大学に“Takazawa Collection”として所蔵されているとのことですので、機会を見つけて行ってみたいと思います。

 

数年前、知人の山さんがタイで拘束中であった故田中義三に会いに行った。その時の田中氏の写真をもらったけど、当時は「いやぁ~、よど号の人の写真もらっても。。。」って思ったのを覚えている。 それから月日が流れ、今はよど号事件関連のニュースなども気になるようになった。山さんは、本を書かないのでしょうか。

 

さて、その北朝鮮。 先日、クリントン元大統領が拘束された米国記者Release に向けて訪朝したときの映像を見て思ったこと。 「へぇ~、金氏、こうしてニコニコ笑える人だったんだぁ~。」といつもにも増してにっこにこ、にっこにこしていた画面に思わず見入ってしまった。

 

その後、日本に帰る時に機内で読んだ女性雑誌の女性セブンだったか週刊女性かだったか(←そんなのあったっけ?)まぁ、ああいう雑誌で読んだ金正男氏インタビュー記事。 「父は笑うことが難しく、やたら笑っている場合にはその人は影武者の可能性あり」というようなことに触れていた。その記事自体は別にクリントン氏との会談に対する記事ではなかったと思いますが、インタビューの中で、そんな話が出てきていたのだと思う。読みながら「影武者っていったって、あんなに似せれるものかしら~」とその時には半信半疑で記事を読んでいた。

 

そして、先日の中国の温家宝首相訪朝時の金氏の映像。 「いやぁ~、とても同一人物とは思えない。。。」 というのが、正直な印象かなぁ。笑った場面、見た限りでは全く放送されなかったし。

 

そんな事を考えていたところでこの「宿命」を読んだものだから、もう、どれがホントでどれがそうでないのかわからなくなってしまった。 拉致事件に真剣に取り組まれていたという中川氏が他界され、拉致事件関係者の方々は本当に大きな力を失い、不安でもあると思います。

 

 

日本だけでなく、全ての人が平和に幸せに暮らせる日がくるといいのにね。 でも、その「平和」や「幸せ」が人によって違うから、ややこしくなってしまうのでもあるのでしょうね。 

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