香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。旧Hong Kong Days

日本の経済停滞に思う事:嘘松君、嘘松さんとその仲間たち、の続き。

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嘘松君、嘘松さんという単語があるというのを知ったという記事を

書いたのですが、その続き。

hongkonghongkong.hatenablog.com

日銀さんったら嘘松君、嘘松さんとその仲間たちの存在を

ちょっと無視し過ぎてるんじゃないかしら?

今日は、そんなお話。

 

香港チャラ男さんが出かけた後の我が家では

朝のニュースは、大体Bloomberg Asia

www.bloomberg.com

それには大した意味はなくて、日本のニュース番組を見たくても

我が家は日本のテレビを見る環境が整っていないから。

その辺りはどうでもいいのですが、そのBloomberg Asiaでね

この数年、日本関連のニュースで何度か定期的に話題になるのが

日銀インフレ2%達成できず

何故、何故なの???

もう、何度も何度も、何度も達成先送りしてるよねっ?

という、トピックス。

 

 日銀:インフレ2%達成できず

少し古い記事だけど、こちらの記事↓↓↓によると

(WEBRONZA 2016年11月30日)日銀はなぜ2%インフレ達成に失敗したのか

webronza.asahi.com

2年で2%のインフレ達成を掲げたのが

2013年4月というのだから、それ以来BOJが「達成できず」

「達成ちょっと先延ばし」と発表する度に

Bloomberg Asiaでも話題になるのでしょう。

 

Bloomberg(2017年7月20)日銀:物価目標2%達成「19年度ごろ」に先送り

www.bloomberg.co.jp

Bloomberg(2017年4月27日)

黒田日銀総裁:物価2%超、安定的になるのは18年度ごろより先

www.bloomberg.co.jp

Bloomberg(2016年11月1日)日銀:物価2%達成を「18年度ごろ」に先送り

www.bloomberg.co.jp

Bloomberg(2016年10月10日)

黒田日銀総裁:物価目標の達成時期2018年へのずれ込みを示唆

www.bloomberg.co.jp

Bloomberg(2016年4月28日)

日銀:金融政策は現状維持ー物価2%達成「17年度中」に先延ばし

www.bloomberg.co.jp

 

ねっ、こうして改めて並べてみると、当初2015年達成目標だった事が

少しづつ先送りを発表して、2017年7月の最新のニュースでは

その達成時期2019年度という事になったわけですね。

この7月の時にはさすがにアンカーも苦笑いで

「なぜッ??なぜアチーブ出来ないの?」と質問していましたけどね。

お話のお相手誰だったかしら、忘れちゃったけど。

何故、アチーブ出来ないの?

何故、アチーブ出来ないのに、だれも責任取らないの?

何故、アチーブ出来ないのに、政策そのままなの?

いったい、何故、何故??

きっとその「何故?」には、

色んなことに対する「何故?」があったんだろうな。

 

 

目標インフレ2%達成!それを目指しているのは、分かった。

2015年達成を目指していたけれど、2017年の8月現在でも達成できないまま

でも、それなりにどうやら日銀という組織は頑張っているらしいという事も分かった。

では、本気で達成するためには具体的にどうするのか。

まぁ、そんな小難しい事、ワタクシにわかるはずもなく

その辺りの事は専門家の記事などをそれぞれご覧いただきたい思うのですが、

こうした「何だか、日本の経済ずっと燻ってるよね」というニュースを

見るたびに思うのが、何と言いますか

何かがね、違うんじゃないかしら?

そういう感覚なんだけど、こう、うまく表現できない。

金融政策や経済政策を考えている人々というのは、

きっと凄く頭のいい人たちの集団で、

きっと下界の人々とは全く異なる数々の難しい事をこなしてきて

十分な経験と実績を作ってきた人々なんだと思うんですよね。

 

 

でもね、時々思うの。

彼等の経験や知識では間に合わないほどに世界の動くスピードは速まっていて

彼等の人生の経験の中には無かったであろう

仮想の中で動くお金や力や影響力が、

彼らの想像をはるかに越えているのではないかというような事。

まとめサイトとか、アフィリエイトとか、嘘松君、嘘松さんの存在というのは

きっと彼らも知っている。でも、彼らが想定している以上のお金の動きや

影響があってその辺りのね、試算とか労働力率とか

政策を作る時に考慮すべき桁が1つ2つ違っているんじゃないかしらと、

時々、そう思うのですよね。

イヤ、知らないですよ、

実際その辺りの事を考慮する必要があるのかないのか。

 

 

ほんのちょっと前までは、株売買も外貨売買も為替の動きも

知識人の中ではそれまでの経験と鋭い先見性である程度把握できていたものも

今ではインターネットというものが一般の人々の中に広がって

お金の稼ぎ方も、人々やお金の出入りも、仕事をするべき場所も、

昭和の時代とは全く異なる。

人はもう、満員電車に乗らなくとも、

誰かに雇ってもらわなくとも

生活に必要な収入を得る道を多く持った。

 

 

達成できなかった大きな要因に上がるのが、

企業の人手不足、日本の少子化、賃金の下落などなどなど。

多くの企業で人手不足で、賃金もなかなか上がらない、

仕事行くには満員電車に乗らなきゃいけない、

なんだか人付き合いも最近はヤヤコシイらしい。

一方ネットを使えば、

簡単ではないけれどどうやた新たなる収入の道もあるらしい。

勤めたところで昔と違って退職金で優雅老後生活を期待できるわけでもない。

となったらその新たな道っていうのは、大きな政策や道しるべを作る時

無視したら駄目なんじゃんっと、ワタクシは単純に思うわけですよ。

 

 

ちょっと、今日はまとまりきらなかったですね。

仮想の中での出来事というのは、もう随分前から

仮想の中だけの出来事ではなくなっているんだ思うという、そういう事。

嘘松君、嘘松さんが登場するその空間で動いているお金が

たくさんたくさんあるんだろうなと、そういう事を思ったわけです。

 

日本銀行HP:

2%の「物価安定の目標」と「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」 : 日本銀行 Bank of Japan

 

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