ジンバブエ：香港から見るジンバブエのクーデター

揺れるジンバブエ。

この２，３日は「何志平先生、ニューヨークでお縄」のニュースが

あまりにも大きすぎて何かと隠れがちのジンバブエではありますが

これね、どうだろう、日本ではあんまり注目されていませんかね？

ジンバブエ軍事クーデター日本語関連記事：

時事通信JIJI.com（2017年11月22日付）：ムガベ大統領が辞任

ハフィントンポスト（2017年11月22日付）: ジンバブエ「軍事クーデーター」

今回のジンバブエの動き、香港では一部の人の間で大変な話題でありましてね。

というのも、ムガベ氏、大埔に豪邸をお持ちという事で、

そう、大埔ですよ、Tai Po！

沙田の先のあの大埔！

我らが香港のタイポーですよ！

「もうさ、お年もお年だし、タイポーに素晴らしい豪邸をお持ちだし、

ムガベさん、タイポーに住んじゃいなさいよっ！！」

と皮肉交じりにお話をするというのが最近の流行でございますよ。

香港ヤンは「中国人がー、チューゴクジンがー」と怒りの矛先を

中国人に向けがちだけど、中国人による不動産買い漁りだけが問題じゃないわよね。

お金を動かせることが出来る方々はジンバブエからだって

香港の不動産を買うのだもの、

香港が「家が足りない、家が足りないっ！」と

次から次へとお家を増やしたところで、

足りっこないじゃないのよねってお話でゴザイマスよ、ほんと。

ムガベ氏のタイポーの豪邸の様子、広東語媒体が主になりますが

写真も比較的使われていますので、折角ですのでリンクしておきましょうか。

（注釈：「津巴布易韋」はジンバブエの意味）

BBC中国（2017年11月17日）：津巴布易韋

香港01（2017年11月15日）：津巴布易韋総統持大埔独立屋

NextPlus (2017年8月26日）：襲撃model非洲独裁者争大埔豪宅

日本の方も、金銭的にゆとりのある方は

香港で不動産の購入機会があるかもしれません。

香港の不動産売買の動きは「土地註冊」(Land Resister)と呼ばれる記録に残り

そこには購入者の名前から、ローン支払い中か完済かなどの支払い状況まで

不動産売買仲介資格保持者は比較的簡単に入手可能になっていますので

香港の不動産に興味はあるけれど、バッチリ記録が残るのはなぁ～などと

お考えの人がいるかどうかはワタクシ全くわかりませんが、

そうした類の大人の事情がおありになる方々はホント、

お気を付けくださいましね。

香港、食、旅、仕事と時々日本