久しぶりに、ゆるぅ~いお店、富臨。
冬至、クリスマス、新暦年末年始の慌ただしさに一段落か
お客様の入りもまばらで、ゆるぅ~いお店が更に
ゆるぅ~い、ゆるぅ~い空気を醸し出し、
こうした、まったりした雰囲気は我々にはありがたい。
新しいプロモーションが始まっていたので、そちらから。
焼鵝(ガチョウのロースト)とお野菜サッパリ煮。
梅ベースの甘いソースが疲れた体に心地良い。
龍躉の古法蒸し。
「龍躉?古法蒸し?なんのこっちゃ??」という感じかとは思いますが
龍躉は白身のお魚で、これ、ワタクシ大好きなお魚なのですが
日本語では何だろう。結構な高級魚ではある。
龍躉の英語名を調べてみるとGiant Grouper
The association for Hong Kong catering services managementの龍躉解説
http://www.fooddb.com.hk/chi_fruit.php?id=11&type=7
Giant Grouperから日本語を調べてみると日本では「タマカイ」いう魚らしい。
ぼうずコンニャクさんの「市場魚貝類図鑑」によると、
世界最大級のハタらしい。なるほどハタ系か、安くないはずだ。
市場魚貝類図鑑「タマカイ」のページ↓↓↓
ちょっと、横道に逸れますが、
こちらの、ぼうずコンニャクさんの市場魚貝類図鑑、
本当に充実した内容で、とても勉強になります。
「食」に興味のある方は是非、
ぼうずコンニャクさんの市場魚貝類図鑑、ご覧になってみてくださいね!
このお料理、オリジナルメニュー名では
「古法神草蒸龍躉件」となっていたので「龍躉の古法蒸」とはしてみたものの、
「古法」というのが実際にはどの部分かはワタクシにその知識はありませんが
ゴロゴロとしたニンニク(みじん切りではないニンニク)が入っていたので、
恐らくそのあたりなのかしら?
メニュー名の最後についている「件」は魚一匹丸々ではなく
切り身になってますよの意味。
メニューは全部ではないけど、写真も多く使われているので
広東語がわからなくても大丈夫そう。
今回は↓↓↓の一番左の6種類のメニューから2種選べてHK$168の中から龍躉と焼鵝。
青菜とキクラゲのサッパリ煮はアラカルト、ビール1本。
お茶代、ソース代だの、ちょこちょこ入ってお会計HK$300くらい。
お、そうそう。
お茶代や、ソース代、ピーナッツ代とか店によっていろいろあるけど、
この辺りは日本のお通しシステム的なもので座れば可算される系の料金。
香港の酒楼システムに慣れていないと「ボッタクラレタ!」と
思いがちかもしれないけれど、そういうことでもないのですね。
日本のお通しと同じく、昨今様々な意見や動きがあるけれど、
取りあえず今のところ、香港での食事はこういうスタイルという
予備知識があるとですね、お食事もスムーズにいき、
後々「うぅ~ん、ちょっとなんだかなぁ~」というモヤモヤも
避けられると思いますので、そういうものだと解釈するが吉よんっ!
ゆるぅ~いお店、富臨。
よろしければ皆さまも是非に。