過去を振り返るシリーズ、続きます。
珍しくAp Lei Chau内の様子を写真に収めていた。
今は生活スタイルが変わってしまい残念ながら長期中断中となっていしまっている
朝のジョギング。
Ap Lei Chauは島を一周すると登坂あり下り坂あり、平らな道ありと
丁度いい感じのウォーキングやジョギングができる距離になっています。
2016年末、住民の念願かないMTR(地下鉄)が開通して以来、
島での生活自体も随分変わってしまったけれど、たまにはのんびり
散歩してみるもの良いですよ。
腰痛を治したい:Ap Lei Chauを一周するコースが心地よい
2010年1月10日(日)香港、晴れ。19度。湿度75%
昨夜は日中の暖かさから一転して凄く冷え込みましたね。
思わず、ついに、ストーブを出しました。
そして、今日は19度。もちろん、ストーブなど見なくもない陽気です。
US$1=JPY93.39 / JPY1,000=US$10.70
HK$1=JPY12.04 / JPY1,000=83.04
坐骨神経痛で何となくパッとしない毎日を過ごしている方って多いのですね。
香港から飛行機に乗って「臀部マッサージの旅」に出かけたワタクシも
もちろんその1人であります。
hongkonghongkong.hatenablog.com
その後、変わらず、週一回の鍼治療を続け、あと一歩。
と、感じるところまでは来ているのですが、
この、あと一歩がなかなか良くならない。
やはり、2、30年かけてなった坐骨神経痛は
完治するまでも20年かかるのでしょうか。
そんな不安の中、リハビリを兼ねてウォーキングを始めました。
この半年で、これだけアッチ行ったり、こっち行ったりしている者が
「リハビリ」という言い方もどうかと思うのですが、それはともかく。
で、その、ウォーキングが心地良い。
Ap Lei Chauにある小高い丘、玉桂山を囲む道。
そこを、トントントンと海沿いに降り、適当に一周してくるのですが、
何とも気持ち良いコースなのであります。
1日に私を含め、多分50人くらいしか利用していないであろう裏側の道。
(2018年追記:2018年現在はAp Lei Chauを取り巻く状況が大きく変化した為
この道を利用する人々も大分増えました)
そんな、利用者が少ない道でも香港とは何と良いところなのでしょう!
街中の道と同じように業者が綺麗に掃除をしてくれます。
日本のように、やれ「道普請(みちぶしん)」だの、
やれ「缶拾い」だの、
やれ「今日は神社の草取り」だのと、
そういう理由で会社を休まなければならないことは、ここ、香港では皆無だ。
(↑↑↑日本でも都会では皆無?)
この道を通ったことがある日本人がどれだけいるかはわかりませんが、
実はここ、香港に来たばかりの日本人女性が
「ガイドブックを頼りにがんばってきたけど、何だか肩スカシだったわ!」と
思う(かもしれない)場所の1つ「Horizon Plaza」の上であります。
どのガイドブックを見ても「とっても行きづらくタクシー利用が一番!」と
書かれているかと思いますが、実はこちらから行くと、とっても近く、
銅鑼湾からバスでHK$4.6であります。
(2018年追記:2016年末の地下鉄開通により終点South Horizonからの
道案内が一般的だと思います。こちらの山道を降りていくコースは
その1つ手前の駅、利東(Lei Tung)からのコースです。晴れの日にはこちらがおすすめ)
以前とった夕方の様子。向かいはラマ島。ラマ島のシンボル、煙突が見えます。
なかなか、気持ちの良い眺めですよ。
さて、写真は朝のウォーキング時のものに戻ります。
ひたすら、海沿いを早歩きでドンドコ、ドンドコ、スタスタスタと進み、遊歩道へ。
(↑↑↑本当は私有地、よそ者立ち入り禁止の遊歩道)
South Horizonの遊歩道を一周し西邨を抜け、大街の公園へ。
ここはかつて政府が結構な予算をかけて
「香港のFisherman’s Wharfにするぞ!!」
と言っていた場所なのでありますが、
この不景気で最初に(←か、どうかはわかりませんが)あっという間に予算をカット。
「チョッと、整えるくらいにしておきましょうか。」
計画に早代わりし、生まれた公園。その名も「鴨脷洲風之塔公園」
最近はお花も綺麗に整ってきて、なかなか素敵な公園となりました。
公園内は海沿いに遊歩道があったり、ベンチがあったり。日曜でもゆったりできます。
最近はガイドブックを持ったドイツ語を話す人たちが香港仔側から渡船に乗って
Ap Lei Chau側に渡ってくることが多くなりました。
ドイツ語の彼らのガイドブックにこのコースが乗っているのでしょうか?
こんな感じに潮風と船からの排気ガスにもまれながら、颯爽と歩き続けると
鴨脷洲大街街市にでます。
で、街市の中(右側の水色の建物の中)で「今日の魚」を眺めながら、
クールダウン状態に持ってゆきます。
海鮮物が有名な街市と言ったら何と言っても「香港仔街市」が有名ですが、
ここ「鴨脷洲大街街市」も本当にお魚が新鮮で、
大好きな街市の中の1つです。
漁師町なので新鮮なのは当然といえば当然なのですが、お魚屋さんの皆さん、
お魚の扱いがとても綺麗で丁寧なのです。
夕食の材料を購入しながら、ブラブラとまた、丘を登って一周約1時間のコース。
腰痛には長年悩まされてきているワタクシですが
これがなかなか、調子が良いのです。
坐骨神経痛の人は「お尻のコリ」の辛さ、
腿の裏からふくらはぎがピーンと張る嫌な感覚、
何ともいえない背中の張りの心地悪さなど
「あ、わかる!わかる!!」と共感される方もいるかと思いますが、
これが、歩いている間にスーッと楽になります。
坐骨神経痛でもウォーキングが合わない人もあるらしく、
人それぞれではあると思うのですが、自分にあった方法に出会ったときの喜びは、
それはそれは言葉では表せないですね。
自分の場合、このコースが初めと終わりは坂なので
「ウォーミングアップ」と「クールダウン」としてゆっくり歩き、
風景の良い間の平坦な道を早足で歩くという感じで、
それがちょうど自分にあっていたのかも知れません。
と、言ってもまだ、完治には至らず、
1日1日のコリをとる快感程度ではあるのですが。
もしかしたら私の坐骨神経痛はただ単に運動不足から来ていたのでしょうか。
Ap Lei Chauの散策は↓↓↓こちらもおすすめ!玉桂山の遊歩道。