台風15号((Typhoon Faxai、颱風法茜)通過から1週間。
hongkonghongkong.hatenablog.com
hongkonghongkong.hatenablog.com
南房総方面へボランティアにお出かけくださる方も多いと思います。
本当にありがとうございます。
ボランティアにお出かけいただく前に
ご覧いただいたらとても参考になるのではないかと思う
ツイッター発信をされている方がいらっしゃいました。
9月10日(火)から9月14日(土)まで館山で活動されていた
SushiWarsさんの感想ツイート。
一部だけをピックアップするのではなく
全てを読んで頂けたらいいなと、そう思います。
今回の台風に伴う千葉停電で館山に行った個人的感想を書こうと思う。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
まず初めにこの停電は災害級かどうか?については、個々によって感じ方が違うし、ボラ、住んでる地域によってかなりのギャップが発生すると思う。
感想としては「停電が酷くなった感じであり、災害とは思えない部分がある」
館山には10日夜、14日朝から夕方まで現地に行っていた。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
10日は、情報が少なく「停電、断水で酷い状態」との情報ぐらいしかなかった。加えて固定線・携帯での連絡も不能
館山道が通行止めからん復旧と災害では?と不安が募る状況
一方でニュース・自治体・政府は通常運行でどうなってるのか分からない
情報を得る為にTwitter等で調べる限り、限りなくヤバい状況らしいぐらいだった。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
これらは外野が中心の声でヤバい中心地は通信が遮断されて何もかも不明。
行ってみるしかない状態
現地に向かうにつれて情報通りの停電、信号も機能停止、家も暗く、建物の破損等も暗くても確認できる状態だった。
14日関しては、電気が復旧、断水はしてなかったので不自由はあるけど、村社会の繋がりで周辺の人達と大変ながら協力し、家の応急処置等頑張っていた。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
14日は夕方ぐらいに市内を走った為、10日よりは色々見えた。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
土嚢を作りに浜に行けばサーフィンをしてる人がいる、サイクリングをしてる人がいる。
ラジオ体操をしてる人がいる。
とても災害・被災地とは思えない光景を目にした。
一方で海が真ん前の家は屋根が無かったり、家具が周辺に飛び散ったりも
していた。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
災害並みの惨状であると思える。
帰り市内を見るとホテルが営業していて観光客らしき人達がラウンジで食事をしていたり、宴会場で食事をしていたりするのも見えた。
それを横目に東北電力の車両が応援として多数走っていたし、その他電気工事車両も走り回っていた。
この千葉停電はとても奇妙な光景を目にする事が多かった。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
平時生活と災害生活が同じ空間に存在している。
これからボランティアに行く人は肩透かしを食う人も多いだろう。
特に危急の支障があるように思えない地域もあるから。
市内は至って普通、大規模支援なんて要らないんじゃ?
騒ぎ過ぎでは?と思う人も出てくると思う。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
また電気工事士さんは思ってるかも知れないけど、必死こいて復旧してるのになんでこんなに余裕なの?とか、応援来てそれこそ不眠不休で頑張る必要ある?とか
本当にそう疑問を感じてしまう地域もある
一方で本当に災害級の窮地に陥っている地域もあると思う
今回は、動くべきところが動かなかった為に個々がネットで声を出した。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
これはとても凄い事なんだけど、現地の小さい声が外野の増幅器に乗って大きくなり、様々な人が気付き動く結果になったと思う。
結局個々の力が目立った箇所に集中し、大幅な支援を短期に受け、ダメージの回復が
目立ったところだけ速くなってしまったのかも知れない。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
行政、メディアもそれに乗ってしまったので余計に加速した感はある
一方で声が小さかった、象徴的破損をビジュアルで出せなかった地域は認知されず今も苦しんでいると思う
そこれは確かに災害級の窮地に陥っているかも知れないと個人的には思う
でも様々な場所には行けないからボランティアの人もそうだけど、行った地域によっては大きく感想が変わるのが今回の千葉停電だと思う。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
首都から近い為のロジスティック面のタイムラグや起業支援の速さもこの奇妙な光景を作り出しているのかも知れない。
ただ個人的に一つだけ思うのは、広域停電の主役となった千葉県、その県の知事である森田健作県知事の何もしない、何も知ろうとしないと言う現在も続く職務怠慢が今回の元凶であると思っている。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
県が早期に動いていれば地域格差の復旧はもう少し防げたのではないかと思うし、情報をもう少し正常に
被害にあった人、被害を知った人、復旧活動に従事する人に伝えられたんだと思う。
— SushiWars (@Sushi_Wars) September 14, 2019
今も自衛隊、電力復旧に従事する現場の方々、家の修理をする職人さんが必死で動いています。
本当にありがとうございます。
無理せず倒れず、怪我せず、家に帰れる事を願いします。
すごく共感できました。
うまく説明できないのだけれど
SushiWarsさんがご覧になったでろう奇妙な光景というのは
南房総には確かに存在するだろうと、そう思う。
南房総の地形や生活習慣、幹線道路沿いの暮らしと
そうでない道路(これを何というのだろう、支線道路とも呼ぶのも憚れるような道)
に沿った中にある集落や個人宅、
同じ南房総内でもその生活習慣は全く異なるし
安房7町村の合併で誕生した南房総市は
旧町村単位でも全く異なる。
海側、山側でも全く異なる。
それはもちろん南房総に限ったことではないと思うけど
とにかく、
SushiWarsさんが感想を書き残したいと思った気持ちが
少し理解できる気がする。
みんな、みんな、心配なんだ。いろんなことが。
でも多くの人が動いてくれている。
それぞれの角度から見えるもの、感じるもの。
大切にしたいと思う。