香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。旧Hong Kong Days

新型コロナウイルス:「日本政府、1世帯へ2枚布マスクを配布」というニュースに思うこと。今は医療現場で必要とされているものを我々の使用によって枯渇させないという意識が必要だと思うのよ。(COVID-19)

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***注意事項***

新型コロナウイルスに対する香港の状況や政府の対策は刻一刻と変化しています。

このブログでは香港で報道されている広東語ニュースから日本の方に関係しそうなトピックス

ちょっと知っておいた方が良いかなと感じたトピックスを、なるべく誤訳や誤植のないよう心がけて

アップしておりますが、なにせ素人仕事、やっつけ仕事、間違えも多ければ過去のお話もあるし、

それに加えて個人のお気楽毒舌日記らしく尾鰭背鰭腹鰭までも追加されていることがゴザイマス。

このサイトをご訪問下さいました皆様におかれましては

ああこんな事もあるのだな、と、サクッと参考程度にご覧いただき

正確な情報は香港政府新聞網在香港日本領事館外務省、各メディアなどの発表を

是非是非是非是非ご覧下さいますよう、お願い致します。

***注意事項ここまで***

 

今日もいろいろなニュースが飛び込んできておりますが

朝一番で驚いたのはもちろん、こちらの

イギリスのボリス・ジョンソン首相、新型コロナウイルス症状悪化でICUへ

というニュース。

はっ?

一昨日の夜まで結構動画メッセージ出してたのに……と驚きました。

BBC (2020年4月7日)

PM spends nights in  intensive care with coronavirus

www.bbc.com

同じく衝撃を受けたニュースといえばこちら。

慶応義塾大学病院(2020年4月6日):

新型コロナウイルス感染症に関する当院の状況について

www.hosp.keio.ac.jp

これは、今回の新型コロナウイルス関連のニュースで

世界的に見てもものすごくショッキングなニュースのトップに躍り出そう。

多くの国で医療事業者OBやトレーニング中の方々も現場に出る動きがある中で

日本でのこのニュースはちょっと衝撃。

香港自体の動きというのは、昨日、今日は比較的落ち着いている感じかな。

ペルーに残されていた香港の方々65名も香港に戻り規定通り検査したところ

この内、5名の方が陽性ということで対処中。

日本でもペルーから帰国された方々、沢山いらっしゃったようだけど

それぞれ今は外出自粛期間中なのかしら?

 

 

さて、さて。マスクね、マスク。

香港では、バラツキはあるもののマスクは比較的購入出来るようになってきたかな。

お値段は、まぁ、安くはない。

今の所、政府から全家庭に配布という動きはなくて

そのかわり様々な団体が独自で無料配布などを行っている事もある。

香港は12月末ころから新型コロナ関連の緊張というのはあったから

この4ヶ月マスクを巡る様々な出来事、

政府への批判とか、マスクを求めて行列とか

それはそれは多くの出来事があったわけですが、ここでは詳細は端折ります。

 

一方、日本。

日本経済新聞(2020年4月1日)

全世帯に布マスク配布へ 首相表明、1住所2枚

全世界からの入国、2週間待機決定

www.nikkei.com

流通ニュース(2020年4月2日):

政府/再来週から 「1世帯あたり2枚の布マスク」配布

www.ryutsuu.biz

このニュース、4月1日でしたっけ、朝起きたときに見た時には

ほっ??

はっ???

んっ??????

って、思ったの。

1世帯2枚とは、これ、如何に?

費用もそれなりにかかるだろうし、1世帯2枚配られたところで

多くのご家庭では足りないだろうし、

何だか、いろいろ、困っちゃったわねぇ〜。

と、思っていたのですよ、ワタクシ。

 

で、あの発表から1週間ほどたつのですが

少しね、自分の中で解釈が変わってきたんですよね。

今、本当に医療現場ではマスクや手袋が不足している。

だから国民に布マスクを配ることによって

使い捨てマスクは医療現場に集中させたいのではないかって。

「布マスク1世帯に2枚」

それだけ見ると、本当に心もとなくて

日本の舵取りは大丈夫なのかしら?と不安になることもあると思うけど

「布マスク」を配ることによって

意識改革につなげてゆきたいといいますか。

 

平成生まれの方々には馴染みの薄いものかもしれないけど

日常生活の中でするマスクはなるべく布製にして

本当に使い捨てマスクが必要な場所になるべく届くように

そういう体制をととのえたいのではないかなって、ふと思ったわけですよ。

専門的な正確な効果という部分ではわからないけど

「布マスク」やそれに変わる類似素材のマスクっていうのは

アパレル業界であったり、水着生産業者であったり

下着メーカーであったり、そうした業界の方々が今、

本当に懸命にそれぞれ試行錯誤しながら開発して下さっているし

販売開始された商品もあると思うし、

個人単位で自作というのももちろんあるし

こうした「使い捨てではないマスク」というのは

使い捨てマスクに比べ供給を増やすペースがきっと

医療用マスクのそれより早いんじゃないかしらと思うんだ。

政府の決定に対し、異なる意見とか、納得し難い部分とか

いろいろ、いろいろあると思う。

あるとは思うのですが、今は、

いろんな事がある中で、一人ひとり、自分が出来ることって何だろうって

少し考えてみて協力できる部分は協力して

笑い飛ばすところは笑い飛ばしつつ

1日も早くシンドい時間が過ぎると良いなとそう思うわけです。

 

香港という、日本から少し距離のあるところから日本を見ていると、

見ているっていったって、お友達がいないワレワレだもの

頼りはネットの中に飛び交う情報だけなのですが

なんというかな、時々、少し、寂しくなるんだよね。

 

きっと、日本のお偉い方々は

日本に住んでいる人が悲観するほどヘタレな集団ではないと思うし、

イヤ、ヘタレだったら困るしさ。

嘘かマコトかわからない情報に一喜一憂しているワタクシたちと違って

それぞれの専門家だってガッツリサポートしているのだろうし

その頭脳集団がですよ、今、この段階で

この条件下の中で取れる最善の方法は

「1世帯へ2枚布マスクを配布することである!」

という決定をしたのですよ、

それは、それで、信じようではありませんかっ!

そうは言っても、思ったの、

「コスト200億円か。結構な金額だな、そりゃ。。。」

確かに200億円あったら何か他の選択があったかもしれないと

考えてみたのですが、さっきね、ふと思ったの。

結局の所、200億かかろうとも、現状では

「布マスクを1世帯に2枚配布」というアクションは

金で解決出来る問題なんだって。

医療用使い捨てマスクの生産って、今の段階では

お金がいくらあってもなかなか間に合っていかないものなんじゃないかしら。

お金があるからすぐ生産できるというものでもなくて、

きっとお金では解決出来ないなにかがあるのではないかと思います。

だからね、医療従事者でない一般人はなるべく医療現場で使用する

マスクや手袋など枯渇させないよう心がけることが出来たらなって。

何か、きっと、大きな大きな目標に向かって動いてくれているのだと思うのです。

 

よくよく考えてみると、費用がかかることだって

1世帯2枚じゃ、到底なんの解決にもならないことだって

政府の方々だって当然百も承知なわけじゃないですか。

イヤ、わかんないですよ、決定の瞬間、ワタクシ同席していたわけではないし

1世帯2枚、配りゃんせ! それがいいわね、そうしよう!

って、丸くなって相談したのかもしれないし、

わかんないですよ、ホントのとこは。

 

ってことで、日本にお住まいの皆さまのお手元には間もなく

布マスクが届けられるかと思いますが

日本の各企業、頑張っていらしゃいますし

お時間があれば自分で作製してみるのも良いと思います。

高知新聞(2020年3月30日)

デニム生地でマスク 黒潮町「じぃんず工房大方」

 

その「じぃんず工房大方」のショップのサイトはこちら↓↓↓

isa-jeans.shop-pro.jp

TUF (2020年3月5日):足りないマスクを”水着生地”で

www.youtube.com

 

世の中、本当に医療現場で必要とされているものが不足しているのだと思う。

イギリスでは3Dプリンターでマスクを製作開始したもよう。

英政府は未承認というものの、それほど緊迫しているのでしょう。

BBC(2020年4月4日)

イギリスの3Dプリンター所有者、マスク製作を開始

医療従事者から11万枚受注

www.bbc.com

ということで、布マスク2枚(←1人じゃないよ)大切に使うのですよ!

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