＊＊＊注意事項＊＊＊
新型コロナウイルスに対する香港の状況や政府の対策は刻一刻と変化しています。
このブログでは香港で報道されている広東語ニュースから日本の方に関係しそうなトピックス
ちょっと知っておいた方が良いかなと感じたトピックスを、なるべく誤訳や誤植のないよう心がけて
アップしておりますが、なにせ素人仕事、やっつけ仕事、間違えも多ければ過去のお話もあるし、
それに加えて個人のお気楽毒舌日記らしく尾鰭背鰭腹鰭までも追加されていることがゴザイマス。
このサイトをご訪問下さいました皆様におかれましては
ああこんな事もあるのだな、と、サクッと参考程度にご覧いただき
正確な情報は香港政府新聞網、在香港日本領事館、外務省、各メディアなどの発表を
是非是非是非是非ご覧下さいますよう、お願い致します。
＊＊＊注意事項ここまで＊＊＊
我が家ではマスクの品質やブランドに精通している者がいないので
ニュースを通してでしか知らなかったのですが
香港で販売されていたnavisブランドのマスクに絡むお話。
香港では粗悪品マスクが多く出回っている中で
こちらのマスクは値段は少し高くても日本のブランドということで
多くの人から支持されていたマスクのよう。
ニュースの中では元朗から筲箕灣に渡り販売店を取材しているので
おそらく香港中で比較的販売されているのだと思います。
その香港で販売されていたnavisのマスクなのですが
有線新聞がnavisのアズワンに問い合わせを入れた所
香港で販売されている商品は
アズワンの製品ではないとの正式回答が届いた
では、一体、このマスクはどこから来たのか？と報道がありました。
有線新聞、新聞刺針（2020年4月10日）
「日牌」navis口罩坊間多處有售 總公司澄清「全是假貨」 貨源哪裡來？質量又如何？
報道の中ではアズワンの本物のnavisの商品と現在香港に出回っている商品の違いや
本物の商品のパッケージについての説明などを取り上げて詳しく報道しています。
今回のこのマスクね、香港中マスク不足の中、
どうにか市民のためにと仕入れして薬局、販売店の方々は本物と信じて
販売していた商品らしい。
（同じ商品なのに筲箕灣ではHK$230、元朗ではHK$330だったのかぁ〜
という状況には、まぁ、いろいろ考えたくなったりしないでもないですが
需要と供給のバランスで料金が決まる香港だもの、ここではサラリと流します。）
仕入先を辿ってゆくと深センから中國の無錫凱源まで繋がるのですが
その先は今のところ回答なしということで、そのマスクはどこから来たのかは不明。
アズワンからは無錫凱源との契約がないことや
今回のこのタイプのマスクは2019年末には生産中止、
今年2020年2月4日以降販売はないなどのことから
香港で販売されている商品はnavisの商品ではないでしょうとのこと。
では、その今回navisブランドで香港で販売されたマスクそのものの
品質はどうかと、専門機関で調べてみた所、これがっ！
優良品でございましてね。
品物そのものはお出かけ時や病院に行く時に使用しても
十分に使えるものでございました。
こうなってくると、中國や香港との関わりが比較的長い人でしたら
ああああぁ、中國あるある、香港あるあるだわね
という流れですかね、これ。
中國ってね、いろいろ凄いのよ。
どうやって説明したらいいですかね。
ちょっと取り敢えずやってみようという瞬発力とか
何でもいとも簡単に作る生産能力とか、コピー能力とか、
今、ここにある問題を手早く解決する能力とか
何か問題が起こった時に、あっという間に解決することに長けた人たち。
長けた人たちなんだけど、その解決の仕方がね
時々、驚くほど横着というか大胆というか、
イヤ、それ、犯罪じゃゴザイマセンかっ？
っていうような解決方法、ナチュラルにしちゃうのよね。
無意識なのよ、無意識。
大学の卒業証書とかだって、必要とあれば
サクサクサクって作ってくるわよ！
だから、何といいますか、存在していたとされる授権書は
そんな感じできっとどこかでサクサクサクって
作られちゃったんじゃないかしらって、思ったりもしてみました。
そこまで良いものを作れるのに、何故、そこはキチッとしない？？
って驚くこと、異様に多いのよね、これ。
まぁ、今回のマスク事件簿に関してはその真相は今の所わかりませんが。
報道では「取材の翌日、元朗の販売店の棚から該当商品はなくなりました。」
とのことでしたが
では、この大量のマスクがどこに行ったかというと
それは、ほら、ここ香港だから、ホニャララ、ホニャララ。
香港には使い捨てマスクから手作りマスク
偽物ブランドの粗悪品から優良品だけどニセブランドとか
本当にありとあらゆるマスクが販売されていますので
皆さまにおかれましては、使用目的やご予算に合わせ
吟味してご購入下さいね！
