「啓業邨の勝利」
この一文で「ああ、あのお店ね、知ってる、知ってる」と
お店を思い浮かべることが出来る日本の方がどれくらいいらっしゃるかしら。
行きにくいのよ、地下鉄の駅から遠いし、
異国人がこの店で待ち合わせるというのは、ちょっと至難の業でゴザイマスよ。
この場所にはお店が2店舗連なっているのだけれど
以前はお隣のお店について触れました。
hongkonghongkong.hatenablog.com
さて、今回は漢記のお隣の勝利。
この勝利は、昔、タコのお刺身がありましてね、時々行ってたの。
イカ、タコ、好きなのですよ。
以前は時々行っていたのではありますが、
すっかり出不精になってしまって本当に久しぶり。
お店の様子も若干変わってたし、メニューも少し変わってた。
この日は香港チャラ男さんのお友達が参戦で3人での食事。
何にするかと周辺を見回すと
小人数のテーブルはどこも同じようなメニューを食べている。
なになになになに、何でみんなゴッツイ豬手(豚の脚)みたいなの食べてるの?
と気になり貼られているメニューを見てみると、
手書きメニューにセットらしきメニューがあるではありませんか。
それがね、
HK$198-(←イヤ、HK$230くらいだったかも、記憶アヤフヤ)
豬手
ひき肉の炒めものレタス包み
ホタテの春雨にんにく蒸し
ってな感じで、これらが本日のオススメで1品がそれぞれHK$198なのか
3品セットでHK$198なのか、
1品だと何だか若干高すぎる気がするし、
3品だとどんだけ安いんだよってな感じもする値段だしで
お店のお兄さんに聞いてみたら、3品でこのお値段だって言うじゃない。
そりゃ、みな、頼むわけだ。
左奥が豬手。豬手と書いて豚の手。ドイツ料理で出てくるあのメニューの部位。
豚の部位に明るくないけど、
日本で一般的に「豚足」として食べるあの先っぽって感じのところではなく、
もっと脚の付け根に近い部分だと思う。
アイスバインと同じ部所ではないかなとおもうのだけどどうだろう。
結構な量なのですよ。
香港では豬手、豚の手足は一般的な食材で家庭料理でも作るし
スーパーでは真空パックで売られているから身近な食材。
メニューも沢山。
でも写真はないから広東語がある程度わからないと難しいかな。
まぁ、場所的にも日本人だけでこのお店に行くことというのもあまりないと思うし。
雰囲気もガッツリ香港。
このホタテがですね、
ビックリするほど薄くてですね。
お値段からも想像できる通り、冷凍物なのですが、
よくこれだけ、ホタテをこの料理用に薄くスライスしたわね、と
思わず感心したけど、何といいますか
気のおけない仲間と「集まるのが主目的」って時、ありますでしょ
そういう時には重宝しそう。
お値段が安いし、セットメニュー沢山あるし、イロイロ簡単。
あっという間に満席。
こちらは多分、単品で頼んだのでしょう。
見るに燒肉煲か何かかな。「焼肉」と書いて「シューヨッ」
焼味屋さんで売られているクリスピーポーク。
豬手の量が多いよねと、ついさっきまで言っていたくせに
これを頼むという、よくわからない困った人たち。
コテコテ香港飯をコテコテ香港の雰囲気の中で楽しみたい方
アクセスが良いという場所では決してございませんが
機会がありましたら是非に!