香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。旧Hong Kong Days

香港で海鮮:シャコの塩コショウ揚げ、帆立の春雨ニンニク蒸し、マテ貝の豆鼓炒め、苦瓜とお魚の旨煮炒め、蒸し魚、などなど

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飲み食いを愛する人々が集い、ひたすら食べ、

食べ終わったらさっさと解散するという清い会。

hongkonghongkong.hatenablog.com

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この日はAp Lei Chauの利東街市。

この街市には熟食中心と呼べるほどお店はなく

簡素な食堂的なスペースがあるだけでなので、

ここで敢えて海鮮料理を思う存分食べたいと思ったら

隣接している街市の魚屋さんから自力で食材を調達し料理を作ってもらう。

街市での自力調達が難しそうという場合はお店にもお料理があるので

そこから選ぶと良いのだけれど、英語は通じないし、写真はないし

漁師町ゆえ人々は結構荒っぽい人(イヤ、荒っぽく見えるけど良い人)が多いしで、

場所的には利東駅と直結でアクセス抜群といえど日本人だけでは難易度は高いと思う。

この利東街市、ホントのところは、

政府としては立派な海鮮食堂広場のようなスペースに

改装したかったのだけれど、大失敗したのよね。

 

さてさて、お料理。

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椒鹽瀬尿蝦(蝦蛄の塩コショウ揚げ)

「香港はやはり美食の街でしょ!」という方の間では知らぬ人はいないであろう

香港の海鮮料理を代表するメニューの1つ。

海鮮系のお店でこれがない店というのは存在しないのではなかろうか。

 

日本も香港と同じく海鮮物の美味しい場所ではありますが

こうしたメニューは日本にないし、ビールに合うので人が集まれば頼むことも多い。

「椒鹽〇〇」というメニューはこのブログ内では

簡単に「塩コショウ風味」的に書いている場合が多いけど

「椒鹽〇〇」というのは「椒鹽粉」という香辛料系調味料を使って料理したもの。

ではその「椒鹽粉」とは何かと言うと塩やコショウ、山椒や八角など

様々な香辛料を組み合わせて作られている調味料で

その組み合わせはブランドによって様々だし、

自分で作る人であれば家庭によって様々。

スーパーにもたくさんの種類の「椒鹽粉」があるので

お料理好きな方へのお土産などにも喜ばれそう。

 

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薑葱炒蟹(葱と生姜の蟹炒め)

日本語にすると何となく安っぽい響きになってしまうのが悔しいほどに

実際は全然安っぽくないお料理。

香港では蟹の種類も豊富でお好みの蟹を仕入れたらいいのだけれど

自分が好む蟹は何という種類か、そこにたどり着くまでがこれがなかなか難しい。

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ところでシャコってね、不思議よね。

身近な食材ではあるのですよ、香港では。

でも普段、家庭で食べるかと言ったらどうだろう。

我が家では食べないのですよね、剥くのがメンドーだから。

でもこうして、たまに誰かと海鮮系の食事をするとなると

だいたいの場合、そのメニューチョイスの中に入るのよね。

何だろう、その空間を鼓舞するというか、お決まりみたいなものよね。

 強いて言えば日本で言うところの

「とりあえず、唐揚げっ!だってみんな好きでしょ?」的な立場かしらね。 

お値段は鶏のから揚げとは似ても似つかないメニューだけど。 

 

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鼓椒炒聖子(辛くない唐辛子とマテ貝の豆鼓炒め)

「鼓」は豆鼓(トウチ)、大豆や黒大豆を原料とした発酵調味料の略。

「椒」はこれ日本語で何とまとめられていますかね、唐辛子やピーマン、パプリカ系の

お野菜ひっくるめたもの。図で見るとこういう野菜全般。

「椒」は辛い唐辛子も辛くないのも含まれるけど、このお料理に使われる「椒」は

あまり辛くない甘長みたいな唐辛子。

「聖子」はマテ貝。メニューでは「聖子」と記載されていることも多いけど

本当は「蟶子」と書くみたい。

なるほど、「聖子」で画像検索すると聖子ちゃんしか出てこないけど

「蟶子」で画像検索するときちんとマテ貝出てきたわ。

 

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蒜蓉粉絲蒸扇貝。いくつでも食べれそう。

 

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蒜蓉粉絲蒸扇貝(帆立の春雨ニンニク蒸し)。

こちらも香港食ラバーの方々にはおなじみのメニュー。

 

ところで日本の中華料理屋さんや香港のレシピ紹介などでは

ホタテは「帯子」という漢字が当てられている場合が多いようだけど

香港で「帯子」と書かれていたらだいたいタイラギ(タイラガイ)に似た風貌の貝。

本当は香港の料理人の間では沙插」とも呼ぶらしい。こんな感じの貝。

実際、日本で呼ぶところのタイラギと香港の帯子が同じ種類なのかはワタクシでは

その知識がないけれど、香港の「帯子」はそれほど大きいものは売られていないから

もしかしたら似て非なるものなのかも。

扇型の見慣れた白い貝、日本語で呼ぶところの「帆立貝」は香港では「扇貝」

帯子より扇貝の方が結構お高め。

 

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苦瓜とお魚の豆鼓炒めやその他イロイロ。

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久しぶりに大人数集まってワイワイ、ガヤガヤ。

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蒸し魚は何のお魚だったのだろう。

この方々の集まりだもの、お安い魚ではないと思われ。

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相変わらずこの方々は

ある人は食材を購入し、ある人は食堂でのお勘定をし

ある人は酒を持ち込み、お酒が終わるとある人はブランデーを買いに走る。 

hongkonghongkong.hatenablog.com

 

相変わらず、きちんと計算しているのか計算していないのか

その辺りのことはワタクシにはわかりませんが、

まぁ、あれだ

あっ゛今日だれも現金持ってないじゃん!

なんてことにならないように、願うばかりでございます。

 

何だかんだ言って香港は海鮮料理が豊富で

日本の海鮮料理ともまったく異なる調理法の料理もたくさんあるし

いろいろ楽しめると思うので、皆さまも是非に!

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