田湾。
香港仔(アバディーン)周辺が活動範囲でないと
あまり聞き慣れない地区名かも。
香港仔からブラブラ歩いて15分くらいではあるのだけれど
田湾に用事がある日本の方というのはあまり多くないでしょう。
田湾もほとんどお年寄りしか見かけない地区だったのですが
最近は新規の住宅もチョコチョコ増え人の流れも若干変わり
飲食店の顔ぶれにも変化が出てきました。
長いこと飲食店が運営されていなかった田湾街市。
そこにある日突然、明かりが出始めたということで行ってみた。
新發記飯店。
メニューを見ると、あれあれあれ?
え〜、これ、大丈夫っ???と、思わずこちらが心配したくなる。
全体的に安すぎるということではなくて
メニュー内容と価格がアンバランスというか、なんというか。
とても不思議な値段付け。
このおつまみがHK$65であっちがHK$80なの?と興味津々。
香港の飲食業界は初めてです!という方が値段設定したか
食材仕入れに超独特な特殊ルートを持っているか
もしくは香港飲食業界での経験は長いけど7,8年のブランクがある方なのか。
これ、多分、次回来た時には価格改定されるよね、とかなんとか
お店の方に聞こえたら
「ほっといてチョーダイ、で、あんたら食べるの?食べないのっ??」
と怒鳴られそうな要らぬおせっかい話を内輪でしながら
椒鹽排骨粒(豚スペアリブの塩コショウ風味揚げ)HK$65-
優秀おつまみ。
鼓油王鵝腸(ガチョウの腸の醤油炒め)HK$80-
こちらも美味しくいただきました。
何チャーハンだったかな。
ちょっと変わった名前だったような、そんな記憶。
どのお料理も美味しくいただきました。
でも美味しいからこそ、ますます心配。
大丈夫かしら、このまま営業してくれますかね、こちらのお店。
田湾にわざわざお出かけになる日本の方がいらっしゃるとは思えませんが
地下鉄が通っていないという微妙なアクセスゆえ
昨今の割にはお得な住宅に出会えるかもしれません。
機会がありましたら皆さまも是非に!
新發記飯店(田湾街市熟食中心)
住所:香港香港仔興和街11號
*香港の熟食中心リスト(香港政府サイト)をサイドバーにリンクしました。そちらも併せてご利用下さい!