毎日飽きもせず、ただボケーッと過ごしておりまして
いや、言い訳がましくもちょっと補足するとですね、
少し前までは、
五体満足健康そのものの自分がただボケーッとして過ごしていることに
多少なりとも何となく後ろめたい気持ちが無かったわけではないんですよ。
でも、ほらっ、世の中、
不必要な外出はなるべく控えましょうということになりましたでしょ。
おかげさまでボケーッと過ごしていることに対する後ろめたさというものは
これっぽっちも、綺麗さっぱりなくなりまして、
正々堂々とボケーッとする日々になったといいますか。
そして昨日ですよ、昨日!
昨日もいつもと変わらずボケーッとした時間を過ごしていたのですが
3時半頃だったでしょうか
それまでカンカン照りだった香港が一挙に暗くなりましてね
おっ、なにこれ、いつもの如く一雨くるのかしらっ?
なんて空を眺めてみたものの何となくいつもの通り雨とは違う感じの空。
日が陰ったからウォーキングに出ようか、
でも、この空じゃ途中で雨に降られるかしら?なんて考えながら
しばらく様子を見ていたのですが、真っ暗は真っ暗だけど
雨が降るっていうのともちょっと違う気がするから、
まぁ、散歩がてら出かけてみますかと歩いてみると
何とっ!昨日は
父の日、夏至、日食と色んなことが重なった特別な日だったのですね。
いつもはのんびりした散歩道も、
海沿いはカメラ小僧さんたちで盛り上がっていらっしゃいましたよ。
香港では、日食前は普段ニュースで結構取り上げるけど
今回は自分のタイミングが合わなかったのか、
はたまたテレビのニュースでは取り上げられていなかったのか
香港が暗くなるまで全く知らなかった。
暗くなった言っても実際のところは日食で暗くなったというよりも
ちょうど、良い具合のタイミングで良い具合の雲がかかったから
その影響もあって暗くなったのだろうと思うけど
それはそれは映画のワンシーンのように暗黒の世界となって
その後も少し雲が続き、日食の太陽に雲がかかり
見事な日食が肉眼で見えるという、貴重な時間が香港にはありました。
東網(2020年6月22日):父親節適逢日偏食 太陽89%直徑受阻擋
hk01(2020年6月22日):
日食|香港日偏食、台灣日環食 可睹「天狗」食86%太陽
昨日の日食、日本でも話題だったようで
こちらのJAPOS(日本公開天文台協会)の記事によると
アラビア半島、インド北部、台湾の一部地域では
月が太陽の中にすっぽり収まる金環日食と呼ばれる日食だったらしい。
昨日のインドのツイッター辺りでは大層なざわつきがあったのでは?と
少し探してみると、なんとっ!各都市実況中継で大忙しだったのですね。
India Today(2020年6月21日):
Solar Eclipse: India Witnesses 1st Annular Eclipse In 10 Years;
Timings, Locations And Other Details
インドのニュース番組というをこうして改めて見てみると、
日食もCOVID-19もヨガ情報もと、溢れんばかりの情報が色々多くて何だかすごい。
ところで日本で夏至と日食が重なったというのはネットのニュースによると
372年ぶりだそうで、だから何だと問われると、その辺りのことは
ワタクシには分からないのですが、次に夏至と日食が重なるのは
782年後なんですって!
782年後に誰かがこのブログ覗いて、
「おいおいおいおい、夏至と日食が前回重なったのって、
782年前だって!日本では令和2年って年だったらしいよっ!!」
なんてことが行われていたら、それはそれで恐ろしい世の中ってもんよね。