地下鉄、MTRクントン駅からゆっくり歩いて10分弱ほどの瑞和街街市。場所柄の注意事項はこれまで何度か触れてきました。
1つ、ここでは決して正義感などを振り回してはいけない。
1つ、自分は異国人だということを肝に銘じるべし。
1つ、万が一喧嘩を売られたとしても買ってはいけない。
その他色々ありますが、簡単に纏めますと、食べることに集中し周辺の方々の行動に口を出してはイケマセンという、そういうことでございます。
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いくつか過去記事を貼りましたが、このお店の記事は他にもありますので検索枠から「瑞和街街市」で検索してみて下さいね。
瑞和街街市熟食中心には多くのお店があるのですが、こちら四川系の「新興味美食菜館」の特徴の1つは昼夜通し営業。数ある香港の熟食中心のお店でもそういう営業をしているお店はあまりなく、とてもとても貴重な存在。
昼間の明るい時間帯。外出先からそのまま早めの夕食を取りたい時に本当にありがたい。猫ちゃんも階下の街を眺める。
興味津々。
この時間帯はお客様も殆どなく、のんびり出来て良い。
唐辛子系のお料理が多いお店なので、辛いもの好きにはお薦め。
「川辣」と書かれていれば中国四大料理の1つ「四川料理」系の唐辛子料理。
辛いメニューも多いけれど、普通の広東料理も数多くあるし他のお店のメニュー数よりだいぶ多いので辛いのが苦手な人も大丈夫。
椒鹽鯇魚腩(草魚の腹身の唐揚げ塩コショウ風味)HK$89
ここでの食事にはだいたいオーダーするお料理。
かつては淡水魚を食べることに抵抗があったなんて自分でも信じられないほど淡水魚好きになった。日本でも淡水魚、外来魚をバクバク食べたら良いのにね。
「椒鹽」は広東料理の代表的な調理法で塩胡椒味+大体の場合、にんにくチップがたっぷりのっている。
野菜料理、豆腐料理、牛肉料理と本当にメニュー数が多い。
茄子牛仔骨HK$95-(ナスと牛リブの旨辛炒め)
先程のメニューでは牛肉料理の一番下にのっているお料理。
ご飯が欲しくて白粥。こちらのお店、辛くて味が濃いけどこのお粥とよく合うのよね。
お隣のタイ料理屋さんから串焼きの盛り合わせをテイクアウトしてビールを飲みつつしばらくまったり。テーブルを占領しながら大方のメニューをお隣のお店からオーダーしたら駄目だけど、少しつまみに盛り合わせを。。。というくらいなら女将さんもいやな顔はしない。
異国人に人気の上環皇后街熟食市場(ABCやインド料理屋さんで有名な熟食中心)では持ち込みが無料でできるからと、缶ビールまで持ち込む異国の方々をよく見かけるけれど、あれは本当にいただけない。見てるだけで悲しくなってくる。
どこからが良くてどこからは駄目なのか。その辺りの感覚というのは長く住んでいるというだけではわからないこともあると思う。熟食中心といえども一見さんがやって良いこととよろしくないことというのは存在するので、節度を守りつつ地元の食事を楽しんで下さいましね。
新興美食菜館:瑞和街街市熟食中心
*熟食中心リスト(香港政府公式サイト)をサイドバーにリンクしました。こちらも併せてご利用ください!
*スピンオフブログ「香港 アジア 旅と食事のススメと投資の記録」も更新しました。お時間がありましたら是非お立ち寄り下さい。