香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。旧Hong Kong Days

ソウギョの塩コショウ風味揚げ、鶏のパリパリ揚げ、豚スペアリブの香港風焼きそば(新蒲崗、財記美食)。外来生物(外来魚)について考えたい。

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仮住まい中@獅子山の麓。

通勤経路が全く異なる中「バスから見えるこのお店がいつも混んでいて気になるのよね」という相方、香港チャラ男さんの声にお応えして、早速訪れてみたのは新蒲崗にあるお店「財記美食」

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先日の新志興至尊焼鵝大王もものすごい賑わいでしたが

hongkonghongkong.hatenablog.com

いやはや、新蒲崗、彩虹あたりの方々は、どこか別の惑星の中で暮らしているのではないかというくらいに、なんといいますか、超独自路線の生活で日々過ごしていらっしゃるというか、至って普段どおりの生活というか。この中にいると「Covid-19というのは、テレビドラマや映画の中の話ではないか」とナチュラルに感じてしまうほど「ニューノーマル」なんてのは存在しないような、普段の香港の生活が続いている感じ。なんだか不思議。

 

お店は普通に大賑わい。日曜の夜だったから余計に混んでいたのかしら?

OpenRiceでの写真をリンクしようと思ったけれど、賑わいのあるお店の割に、投稿している人は少ないようで、お店の雰囲気がわかるような参考写真はあまりなかったのが残念。まぁ、確かに、雰囲気的には「写真撮ってブログに載せよう!」とか「OpenRiceに口コミ書くぞ!」とか、そういう層ではないのよね。(←どういう層よっ!)

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今どき、この料金で大丈夫ですか?と、こちらが心配になってしまうメニューと料金。

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今日のオススメメニューもあって「うなぎの豆鼓蒸しHK$128」もお安い。後ろのテーブルお二人が召し上がっていたけれど、美味しそうでした。

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メニューもいろいろ。

麺、ご飯ものなんてHK$48 からある。すごいな。

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朝食も下午茶も充実。

いずれもなんだかボリューミーなのよね。

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別メニューで本日の海鮮料理。

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明瞭会計。

追加オーダーする度に明細を差し替えてくれるのでとっても安心。

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椒鹽鯇魚腩HK$88 (ソウギョの塩コショウ風味揚げ) 

ビールのツマミに何か欲しいけど、肉系ではない気分の時に良いおつまみ。ビールのツマミといえば以前は「イカの塩コショウ風味揚げ」が定番だったけど、昨今のイカの高騰で「このお店のイカの塩コショウ風味揚げは外せない!」と自信をもってオススメできるお店というのはすっかり少なくなってしまいましてね、寂しい限り。でもその代わりと言っては何ですが、香港暮らしが長くなるにつれ「淡水魚の美味しさやメニューの豊富さ」というのもわかってきてオーダーできるメニューの幅も広がりました。

 

ソウギョって日本でもそこいらへんにいるし、釣るのも簡単らしいし、日本でももっとガツガツ食べたら良いのにね。養殖物でないと臭くて駄目なのかしら。

 

少し話が逸れるのですが、ソウギョといえば、少し古い記事なのですがこの方のお話が好きで、お時間がある方は是非読んでいただきたい。

淡水魚や外来生物に関して面白おかしく学べるので本当にオススメ。

デイリーポータルZ(2013年9月17日):葉っぱで釣れる東京の巨大魚「ソウギョ

葉っぱで釣れる東京の巨大魚「ソウギョ」 :: デイリーポータルZ

縁もゆかりもない香港という土地にきて、これまで触れたこともなかった淡水魚に触れ、いつの間にか日々の食卓にも登場するようになるほど身近になった多くの淡水魚。淡水魚と自分自身の距離が少しづつ縮まり「もっと知りたい」と思った時に出会った記事。久しぶりに読んだけど、何度読んでも新しい驚きがあるのよね。いつかこの記事の筆者さん、平坂氏を香港の街市、特に淡水魚店舗巡りに連れ回したい。魚の説明して欲しい!そして香港の淡水魚メニューをガツガツ頬張りながら香港の淡水魚料理や日本の外来魚問題について朝まで語りたい!!

すっかりお話が逸れました。

お隣のお客様は可愛らしいワンちゃん。

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お行儀が良いの。

香港のワンちゃんは一般的に結構キチンと躾されている印象。いや、躾が行き届いているワンちゃんだけが、食事にも一緒に出かけられるというそういう図だから、我々がお店で出会うワンちゃんは必然的にお行儀が良いワンちゃんというわけかな。

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最後まで、キチンとこうして静かにしたまま。

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久しぶりに「炸子鶏」(鶏の丸揚げ、パリパリ揚げ)

金牌脆皮炸子鶏(半羽)HK$90−

炸子鶏といえば、かつてはこうして「えびせん」が飾りとして添えられてくるのが常だったけど、10年位まえだったかな、油高騰のドサクサで各店舗も飾りの「えびせん」を止めたのよね。ほら、油が高騰したものだからえびせんのコストより、エビせんを揚げる時にえびせんが吸収する油の方が高くついて、提供側としては鶏が主役なんだかえびせんが主役なんだかさっぱりわからないコスト構成になってしまったものだから、サクッとカットといったそういう流れ。

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最後にほんの少し何かさっぱりとした食事ものをと思ったけれど、何故か鼓椒排骨炒麺。豚スペアリブとピーマンの焼きそば。

「さっぱり」という表現とは、正反対にありそうなメニュー。

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鼓椒排骨炒麺HK$48なのよね。不思議な値付け。

 

場所はというと、新蒲崗や鑽石山(ダイヤモンドヒル)、Mikiki周辺に土地勘のある方であればたどり着けるだろうけど、観光客の方や、この周辺全く土地勘なしという方だと、難しいそう。Mikikiから歩いて5,6分くらいな距離なので怖い場所ってわけではないのだけれど、どうもこの辺りは目印になるものがあまりないのよね。

それでも、懐かしの香港!って雰囲気はたっぷり感じてもらえる場所だと思うので、機会がありましたら皆様も是非に!

財記美食

新蒲崗衍慶街2-32號新蒲崗大廈地舖

財記美食 – 香港新蒲崗的粵菜 (廣東)茶餐廳/冰室 | OpenRice 香港開飯喇

 

 

*熟食中心リスト(香港政府公式サイト)をサイドバーにリンクしました。こちらも併せてご利用ください!

 

*よろしければスピンオフブログ「香港 アジア 旅と食事のススメと投資の記録」にもお立ち寄り下さい。

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