新蒲崗(San Po Kong)の大成街街市。
最寄り駅は黄大仙(Wong Tai Sin)ではありますが、駅からブラブラ歩いて10分くらい。大きな街市で昔ながらの雰囲気も大いに残っているので、初めて行く方はその空気に少し驚いてしまうかも。
大成街街市の場所や地図、詳細はこちら(香港政府サイト)
大成街街市の2階が熟食中心(フードコート)になっている。
お昼ごはんを食べる時間がとれなかったこの日、お腹ペコペコな状態でお店に到着したのが4時30分頃だったかしら。
下午茶のお客様もほとんど帰り夕食が始まる前の一時という時間帯。
人混みを避けて外食できることはありがたい。
この熟食中心で食事をするのは初めてで、雰囲気はわかりませんが夜はいくつかのお店が営業しているよう。
葱油白油豬手HK$78-(豬手のおつまみ。豬手と書いて、豚足。)
ワタクシたちの訪問時間帯が早すぎたせいか、はたまたもともとこういうスタイルなのかはわかりませんが、豚足そのものは他店ほどの柔らかさはなかったけれど、なかなか美味な豚足でございました。手で掴んで豚足ゴリゴリ。高校の同級生にはとても見られたくない食事風景。でもね、良いんです、もうね、この歳になってくると残された人生、何回食事ができるのかわからないし、楽しく穏やかな気持ちで食事ができ美味しければそれで良しとします。
メニュー数も多かった。場所柄異国の方々の来店は少ないのかメニューに写真はなかったから、繁体字が読めな方や広東語が話せない方は、少し料理名の予習が必要かも。
おすすめ料理も色々。
鶏料理やカエルのお料理とかイカトンビ(イカのくちばし)とか。
メニューに生力HK$20(サンミゲールHK$20)と書いてはありますが実際のところはHK$22。壁にはHK$18と記載されているポスターもあるしHK$22と書いてあるポスターもあるしで若干価格不明瞭ではありますが、その辺を細かく気にしているとこういう場所では食事ができない。伝票にはHK$22と記載されるので最新価格はHK$22なのだな……という感じで華麗にスルーが吉。
各ページで重複しているメニューもあるけれど、懐かしいメニューもあったりでながめているだけでも楽しい。
このブログ内では何度も登場している鍋貼小棠菜。
イカやエビのすり身と青菜を混ぜて揚げ焼きした昔からのお料理だけれど、昨今のコスト高と手間のかかる料理ということで今では多くの店で提供しなくなってきた。
鍋貼小棠菜 HK$78-(すり身と青菜の揚げ焼き)
本当によいおつまみだ。
のんびりできて本当に良いな、この時間帯は。
5時少し前から6時前くらいまで料理人さんたちが夕食休憩に入るので、その間はオーダーは一時ストップ。ビールは引き続き頼めるので、ゆるりゆるりとのんびりつまむ。
さて、お食事。
肉絲炒米両面煎。(焼きビーフン両面焼き、細切り豚肉ソース)
本来は「肉絲炒米粉」という、(ほとんどの場合)汁気のない焼きそば系の麺料理だけれど、ワタクシはこのビーフンの両面焼きを時々ムショーに食べたくなりましてね、特別オーダーしてしまう。
料理人さんが必ず作ってくれるというタイプの調理法ではないので、オーダー時には丁重にお尋ねすることをおすすめいたします。
写真下方あたりで見えますかね。米粉を両面焼いてパリパリにしてもらうの。パリパリといっても表面だけがパリパリで中はそれほどパリパリではなく若干しっとりという感じの食感で美味しいの!
これはお家で作ろうと思っても、米粉が吸収する油の量におののき自分ではなかなかできないと思うので機会があれば外食時に皆さんも試してみて下さいね。
いつもの「炒米粉」とは全く異なる食感で驚くと思います。
この日のお勘定、ビール(サンミゲール)4本とお料理でHK$304-
(Ref only : HK$1 = JPY14.04 / JPY1 = HK$0.07, 20210507)
全記(發仔)OpenRiceでの評判はこちら。
全記(發仔) - Hong Kong Style Dai Pai Dong in Wong Tai Sin Hong Kong | OpenRice Hong Kong
全記(發仔):九龍黃大仙彩虹道121號 、大成街街市熟食中心
大成街街市熟食中心の詳細、地図はこちら(香港政府サイト)
全記(發仔)黄大仙駅から10分くらい。
機会がありましたら皆さまも是非に!
*熟食中心リスト(香港政府公式サイト)をサイドバーにリンクしました。こちらも併せてご利用ください!
*よろしければスピンオフブログ「香港 アジア 旅と食事のススメと投資の記録」にもお立ち寄り下さい。