2022年1月7日から続いてた飲食店夕方6時以降翌朝5時までの店内飲食禁止の規定が緩和され、夜10時まで営業可能となったのが4月21日。
いやはや、今年の香港は大変でございましたね。旧正月は寒かった上に地域的強制検査なども連日行われ、雨の降る早朝、検査開始を待ち人々は行列をつくり、なんとも心が締め付けられる日々でした。
規制緩和に伴い、久しぶりに外で夕食。
どこに行こうかと少し考えたけれど、いつものところで、いつものものを、いつもの人と一緒にというのが、やはり心穏やかでホッとする。
湾仔の駱克道街市、苑記。何度、このブログに登場していることか。
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昨今のコスト高、メニューも若干価格調整が見えるものの、
他のお店み比べたら、お安い、お安い。
いつもは獅威や青島などお買い得ビールで喉を潤すのに、久しぶりの外での夕食ということもあり、贅沢に藍妹(BlueGirl)HK$28(大瓶)と気張ったらしい。
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香港では第5波で、比較的多くの人々がCovid-19に感染したからか、
回復した方々は無敵になって香港生活を楽しんでいらっしゃるご様子。
ものすごい賑わい。
家で作るのはなかなか難しい、お魚の丸揚げ。
姿はマナガツオに似たお魚だけれど、お安い大衆魚の倉魚。鯧魚, Pomfretなど色々呼び名もあるようだけれど、倉魚系は大衆魚から高級魚まで似たような姿のお魚が多く慣れていないと、HK$50かと思ったらHK$500だったなんてこともあるお魚だけれど、こうした街市で丸揚げされるお魚は大衆魚の倉魚なので、安心してバクバク楽しめる。身もプリプリで美味しいのよね。
鯧魚については、ブログ内にも度々出てくるので↓↓よろしければこの辺り。
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骨も真ん中んにガツンと一本、食べやすくてホント好き。
炸子鶏。鶏の丸揚げ。
オーダー時「2つ、揚げ物でどうするのよ!」と若干の言い合いは発生したものの
久しぶりの外食となると、やはり、自分では作らないものを頼みたくなるわけでありまして、こうなるわよね。こちらは、半羽HK$100-
このお店、記憶としては半羽HK$65くらいの時代のことは鮮明に覚えているし、仕入れ値に対して売値全体的に安すぎよね、と思いながら普段食事していたけれど、値上げをすることなく無理して営業続けていくより、市場に合わせ少しづつ値上げし、健康的に長くお店を運営して欲しいと、そう思う。
明瞭会計。上部は食事、下部の28部分はビール。
この日のお会計HK$302-。本日のレートでほぼ5,000円。
揚げ物2つで、もう良いかなと思ったけれど、肉絲米粉両面煎(細切り豚肉の焼きビーフン両面焼き)
なんてことない料理と思いきや、特別オーダーだわよ!
米粉が両面焼かれているの見えますかね。
こちらの苑記は皆さん優しい方々ばかりなので大体スムーズにこのオーダーも通りますが、他のお店では、通常その日その時作るか作らないかはお店の状況と職人さんの機嫌に大きく左右されるお料理の1つなので、当たり前のようにオーダーしたら駄目でございますよ。
「両面焼いていただきたいのですが、できますでしょうか……」くらいの丁重な態度でお尋ね下さいましね。
肉絲米粉両面煎(細切り豚肉のビーフン両面焼き)はこちらのお店でも美味しく作ってくれました↓↓↓
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少しづつ、少しづつ、規制緩和が進む香港。
2022年5月19日からはイヨイヨ、店舗内飲食は深夜12時まで可能となる予定。
*熟食中心リスト(香港政府公式サイト)をサイドバーにリンクしました。こちらも併せてご利用ください!
*よろしければスピンオフブログ「香港 アジア 旅と食事のススメと投資の記録」にもお立ち寄り下さい。