emailというものが身近に登場して依頼、
郵便を出すということがめっきり少なくなってしまった。
emailというシステムが自分の生活の中にまだなかった頃は
結構頻繁に便りも出していたのに、
すっかりモノグサ女と化してしまった今日この頃。
先日。
久々に、日本宛に結構大きな郵便物を送る必要があって
「あっ!そうだ、そうだ、この機会に残ってる切手つかっちゃおぉ~!」
と郵便物とありったけの切手ストックを手に持ち、
郵便局に行ってきた。
昭和の女「これ、日本まで送りたいの。おいくらかしらぁ~?」
郵便の男「174ドルです」
昭和の女「あら、結構するわねぇ~。あっ、でも、切手はいらないわ。
わたくし、自前の切手がありますの、ホホホ!」
切手のストックがあると言っても、彼らに「これを使って頂戴」と
切手を差し出すくらいの度胸があればいいのでしょうが、
香港に慣れ親しんだといっても、元来小心者の私には、
そんな度胸はまだない。
そそくさと、隅っこのカウンターへと移動して
そこから様々な料金の切手ストックを使ってなるべくHK$174に
無駄なく近づけるべく、戦いが始まった。
くらくらするのよねぇ~。こういうの。
理数系の方々とか、何、これ、さささって、組み合せとか作っちゃうわけ?
まぁ、そんなことはいいのですが、もうこれ以上の組み合せは無いでしょ!
というくらい174ドルに近づけて郵便物に張りつけ、
不足分数ドルの切手を購入すべくドヤ顔で窓口に持って行き
昭和の女「どぉお、私の計算、合ってるかしら?念のため、
確認して下さるぅ?あ、それと、差額分の切手、ちょ~だい。
2、3ドルかと思うけど?」
郵便の女「使えないわよ、これ!」
昭和の女「何か仰ったかしら?差額分ね、差額分、ちょっと足りないはずだから・・・」
郵便の女「差額分も何も、使えないのよ、この切手はもう!」
昭和の女「ん?何をおっしゃってるのかしら?」
郵便の女「中国なの、ちゅうごく!今は。クイーンの張られたって、駄目ですわ!」
昭和の女「あ゛っっ・・・!」
ってな感じな事がありましてね。
いやぁ~、当時、お金、紙幣に変更が無かったからといって、私、
すっかりうっかり、油断しておりました。
よくよく考えてみれば香港紙幣は、ごくごく普通の民間銀行が
発行してますから関係ないっちゃ、関係なかったんですかね。
いやぁ~、1997年7月1日の返還前から香港にお住まいの皆さん!
「たまには、私だって、手紙くらい出すわよぉ~」と思いつつ、
切手だけ溜め込んでいたりしていませんか?
こんな感じの切手。。。
今は、中国ですから、ちゅううぅごくぅ~。。。。。。