オフィス自体が地下鉄駅出口の近くにあるから
道を確かめたくなる場所なのでしょうね、この辺り。
オフィス周辺をウロチョロしていると時々、見かけます。
ガイドブックや地図を持ち「あっちかな?」「こっちじゃなあぃ?」って
迷っている方々。
昭和の女、全くもって方向音痴にもほどがある!ってほどの
方向音痴なのですが、銅鑼湾くらい目を閉じてても歩けるわっ!
ってな感じで銅鑼湾には自信を持っています。
まぁ、そごうもHennessy Roadから入りLockhart Road側から出ちゃった日には
「あれ?どっちが湾仔だっけ?」と、一瞬動きが止まったりしますが、
まぁ、それなりにこの辺りであれば歩けます、多分。
普段「あら、あなた、ちょっと迷ってる?」な方々に遭遇しても
他所の地区ではなかなかお手伝いできないので
銅鑼湾で見かけた時には、国籍問わず「どちらへ?何かお手伝いできるかしら?」
と、に声をかけるようにしています。
やめときゃいいのに、余計なお世話をしたがる
田舎育ち丸出しの昭和の女@銅鑼湾。
そして、いらしたの、また、先日。
オフィスの下に地図持って立ち止まってる方。
あらあら、どこのお国の方かしら♪なんて思いながら
それとなく彼が持ってる地図をのぞいてみると
中国大陸とか韓国とか日本とか
そんな広いエリアが描かれている地図だったのですね。
……
……
「銅鑼湾、きっと、これじゃ、見えないよぉ~」
「あなたの行きたい場所は、多分そこにはかいてない」と、
昭和の女、心のどこかで思いながら
彼はきっと困っているのだろうなぁ~と感じながらも、
それでも、何だか、
彼とは何となくコミュニケーションとれないような気がして
自分には何のお手伝いもできないような気がして
見過ごしてしまいました。
自分の無力さを妙に感じた、銅鑼湾の朝の出来事。