朝日新聞の「患者を生きる」シリーズが好きで、比較的熱心に読みます。
ベッドの上に寝っころがって読む時もあれば、1日の終わりにゆっくり読むときもあります。
先日、ちょっと遅めの通勤バス内で、読んでたんです、その「患者を生きる」シリーズ。
しばらく熱中して読んではいたのですが、急に1つ前の席の方の声が耳に入り始めた。
ん?と気になって、新聞から目を上げ、前の席を見てみると、
ちょっとお洒落な装いのおばちゃん、電話中。
「えっ?どうだった、大丈夫だった、前回の鶏料理。
悪くないでしょ、味。えっ?美味しかった?あ、そう。
よかった、よかった、まぁ、結構得意料理なんだ。
あ、何?今日?えっ?集まり?
うんん、違う違う!一羽ごと買ってきてさ、自分で捌くのよ。私、やってあげようか?
そぉう?自分でやってみる?挑戦したいのぉ~?あ、そう。。。
一羽買ってきたら、、、ん?この前の?それがさぁ、安かったのよ!69ドル、69!
でさ、まずね、買ってきたら頭とお尻を落とすのよ、ばさっとね、バサッと。
そうそう、頭とお尻をバサッと。。。」
ってな感じで会話が永遠と続くので、何だか、「患者を生きる」シリーズどころではなく
こちらの方が、頭がくらくらしてしまいました。。。
ちなみに、この日の「患者を生きる」シリーズのお題は、女性と病気「更年期障害」
最近、周囲の音に刺激された時、妙に集中力欠如を感じる昭和の女。
落ち着いた気持ちで「更年期障害」シリーズを読みたいと、そんなささやかな願い
この香港では叶わないのでしょうか。。。