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使っている単語は同じなのに与える印象って全く違う事ってありますよね。
例えば「チーム」
何かないかしらね、適当な名前。
山手線からお借りして「新橋」なんてどうでしょうかね。
例えばですよ、
「新橋チーム」といったら、
「何?今から社内の地区対抗運動会でも始まるの?」
とか、もう少し格好良く受け取って
「駅別、僕らの自慢の居酒屋比べ発表会」みたいな感じでしょうか。
その「新橋チーム」
使われている単語を入れ替えて「チーム新橋」とか、
それを、もうちょっと進化させて
横文字なんかで「TEAM SHIMBASHI」なんて形にしてみたら
これまで日本国内だけでビジネスしてきたけど、これからは海外だ!
新規補充人員はないけど、やる気のあるできるかもしれない奴できる奴で
海外担当チーム作りました、これから世界に殴り込みだ!
ってな印象になってきますよね。
新橋より市ヶ谷とか五反田なんかの方が分かりやすいでしょうか。
「市ヶ谷チーム」と「TEAM ICHIGAYA」
「五反田チーム」と「TEAM GOTANDA」
ね?
前後入れ替えるだけでだいぶ印象変わりますよね。
「チーム市ヶ谷」なんて
「これからアメリカの医学学会で新しいがん細胞について発表するんだよね僕たち」
ってな響き持ってますよね。
あ、でもこれ、新橋チームがださいとか
TEAM ICHIGAYAがイカしてるとかそういう事ではなくて
どっちが良いとか、悪いとかってことじゃないんですよね。
その場にあってればそれで良いと思うのです、適していれば。
例えばですよ。
同じ「市ヶ谷さん」でも、我が家があるような田舎町で
漁して暮らす市ヶ谷さんがいたとしましょう。
我が故郷といえばアジや鰯、サンマなどの青魚の漁どころ。
そんな町で、毎日のアジ大漁を願う市ヶ谷さんの船に乗る仲間は
「市ヶ谷チーム」や「チーム市ヶ谷」よりも、ちょっと変形させて
「市ヶ谷組」そしてその船は「市丸」とか「市ヶ谷丸」などの方が
力強い印象でアジも大漁に穫れる気がしますよね。ね?しません?
市ヶ谷チームでは、何となく、何日頑張ってもアジ大漁に穫れる日、
そんな日は永遠に来ない感じしません?ね?
同じような場面に居合わせても、
同じような資料を見ていても
同じようなアイデアを持っていても
それを誰かに伝える場合って、
人によって使う言葉も単語も言い回しも語順も違い
その結果、相手が受け取る印象、もしくは相手に伝える印象って
180度異なる場合が多々あると思うのですね。
ビジネスでも飲み会でも愚痴のこぼし合いでも家族との会話でも。
誰がどのタイミングで誰に対してどこの言語でどんな単語を使って
どの順序で伝えるか。
コミュニケーションに誰かを介さなければならないときにはなおのこと。
それによって意味が全く異なり、結果も異なる。
そう、結果が多いに異なる場合もありますね。
つくづく言葉って面白い。