香港の不動産情報はこちら!日本の方にもお馴染みの修頓花園
そして、銅鑼湾で飲食店で勝負!という方にも情報を少し。
「悔しいわっ!何で私に売ってくれなかったのよぉ!!」
「ああ~、悔しいったらありゃしない!!」
「ああ~、腹が立つ」
先日、ちょっと、通りがかりに聞こえてきた会話。
全く知らない人という方ではありませんが。
親しいという方でもありません。
キュウリか、トマトか、はたまたスイカの話かと思いきや、
よくよく聞いてみると
長年借りていた家を、大家さんが売ったらしい。
知らない誰かに。
新聞広告使って。
「10年近くも家賃、払ったのよ!
以前、私だって声かけたわよ、大家さんに
この部屋買いたいんだけどって、
でも、売る気はないからって言ってたから
諦めていたのに。売ってくれるだったら
絶対買ったのに、待ってたのにぃ~
ああ、腹が立つ!」と、とってもお怒り。
まぁ、その部屋、随分古いビルですが
ここは、香港。
古いビルを挙って買い占めている方々もいるわけで
その、モテモテの主役のお部屋、安く見積もっても
おそらくHK$7,000,000はするだろうというもの。
借り手の当人が知らなかったというのだから
買い主は下見をせずに買ったという事なのですが
香港の不動産売買では
それほど、珍しい事ではありません。
日本の方はほとんど賃貸に住んでいると思うのですが、
「そういえば、知らない間に大家さん、替わってた」って経験、
多くの人が体験していると思います。
Expatの方々や、
会社が全て手続きしているという方の中には
任期終了し帰国しても、そんな事実があったなんて
知らなかったという方や、
「家という高い買い物をするのに、下見しないなんてありえない!」
という、まっとうな考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、
興味がある方は、是非家賃支払い担当の方に聞いてみて下さい。
「テナントが知らない間に、大家さんが替わるなんてことあるの?」って。
きっと、
「何を今さらすっとぼけて、寝ぼけた事言ってるんですか?
ここ香港ですよ、日常茶飯事ですよ、そんなのっ!」
なんて事ははっきり言わないかもしれませんが、
ちょっと、冷たい目で見られるかもしれません。
質問される時は、担当者の方の機嫌の良さげな時を狙ってどうぞ。