今週の香港の話題といえばこちら。
中国空母「遼寧」香港におなぁ~りぃ~というイベントでございますね。
South China Morning Post(July 07, 2017):
Photo rules relaxed on Liaoning as sinior officials among first guests invited onto Chinese aircraft carrier during its Hong Kong visit
中国空母「遼寧」香港に到着
日本の新聞社の記事を読むとこの空母に関して「旧ソ連の中古を改良して云々」と
さらぁ~と流して書いちゃっていますけど、「遼寧」は艦そのものの歴史が
とても面白いのに、あまり日本には伝わっていないかな。
最終的にウクライナから買ったマカオの娯楽屋さんだって
「これで艦船カジノするぜよっ!」と言いながらその会社自体が実は
ペーパーカンパニーでカジノのライセンスすら持ってなかったっていうんだから、
もうね、イロイロ、グチャグチャ。
日本でペーパーカンパニーと言ったら、いかにお金を合法に上手く回すかとか
いかに税金の支払いを少なくするように策を練るかとか、せいぜいそうした類だと
思うけど、中国、マカオ、香港あたりが絡むペーパーカンパニーといったら
本当に色々真っ黒クロスケばかりでございまして
空母買っちゃうっていうんだから、もうね、スクラップ扱いだからぁ~とか
言ったところで、ペーパーカンパニーが取る行いとしては目立ちすぎだと思うのよ。
最終的にそれをまた中国軍が使うっていうんだから、
1週回って「はぁ~流石やね、中国。。。」って言葉しか出ないわよ。
凄いよね。
それでもやっぱり元々といえばソ連時代のもの。
元の造りが原因なのか、改良の方法が最善ではなかったのか
艦を動かせば黒い煙がモッコモコ。
環境基本条例に反するんじゃないんですか?
という声には、環境署としては
国家軍艦やその他軍事従事の船には適用されずとのお答えとの事で
なんだかもう、スッチャカメッチャカ。
中国空母「遼寧」香港到着に関する日本語媒体
BCC(2017年7月7日付):中国の空母「遼寧」が香港に到着
時事通信(2017年7月7日付):中国の海軍力
Bisiness Insider(2017年7月7日付):
中国の新型空母「001A型」、各国の空母と比較してみた
APF(2017年7月7日付)
中国の空母「遼寧」が香港に寄港 軍事力を誇示
という事で、中国空母「遼寧」に関してはこちらWikipediaが面白いので
ご興味のある方は是非に。