香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。旧Hong Kong Days

香港の税金:納税の季節です。(2010年1月頃のお話)

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さてさて、過去を振り返るシリーズですね。

トントントンと進めたいきたいところですが、まだまだ2010年1月のお話。

毎年1月と言えば、香港では納税の季節で今日のお話も税金関連。

税金と言えば、今年2017年は昨年収めた分をガッツリ返してもらう方向で

確定申告をしたのですが、11月に入っても納付書が届くわけでもなく

小切手が届くでもなくという状態で、痺れを切らしたワタクシ

「ちょっとぉ~、旦那様にはとっくの昔にとどいている

税金関連書類、ワタクシ分は何処に行っちゃったのかしら?」と

先日、税務局に突撃してきましたけどね。

何てことない、ワタクシ分はまだ作業中との事。

たっぷりの還付を期待しつつもう少し待ちたいと思います。

そういえば、香港は自身で確定申告だけど、このシステムいいわよね。

否が応でも自分自身がどれだけ税金を支払っているかというのがわかるし

政府の税金の使い方にも自然に目が行き、ちょっとでも政府が無駄遣いしようものなら

市民がガーガー声をあげることができる。

日本は、自分がどれくらいの税金を納めているかというのが分かりずらいし、

たとえ政府の無駄遣があったとしても市民からの声は届きにくい気がするかな。

 

税金の季節です。間もなく一回目の支払いの期日です(2010年)

2010年1月6日(水)香港、曇り時々雨。16-133度。湿度91% 

今晩も冷え込みそうですよ。我家もそろそろストーブを準備しようと思います。

US$1=JPY91.75 / JPY1,000=US$10.89

HK$1=JPY11.83 / JPY1,000=HK$84.53

HATOYAMA TO ACCEPT FUJII’S RESIGNATIONがテレビ画面を賑わしている香港です。 一方、地元ニュースはと言えば、LPG関連。あ、ところで、LPGってLiquefied petroleum gasと言うらしい。聞きなれたプロパンガスの語源はドイツ語とか。 でも、個人的にもっと気になる地元香港のニュースは、先日の郵便局員を襲って奪った郵便物のつまった2つのバック襲撃略奪事件。その、動機を私はチェックするのをうっかり忘れてしまったのですが彼らは一体何をしたかったのでしょうか、あの犯人。今時、郵便物を奪うっていうのも、なんともまぁ、原始的というか、誤って投函してしまったものがあったとか?チョッと、気になるニュースでした。でも、郵便物、見つかってよかったです。

 

さて、税金支払いの季節です。

第1回目の支払い期限、まもなくですよぉ~。

今は完全専業主婦業に没頭している私ではありますが、

昨年7月初めまでは勤めをしていたので早々に届いてました。

あの、黄緑色の封筒。いやですね~、収入ないのになんとも憂鬱。

でもね、一昨日の月曜日、行ってきました、湾仔。

退職し、収入がなくなった人は再申請できるんですね。

「退職して今、収入ないのぉ~。来年分の計算、どうぞご考慮くださいませ。」って。

「いずれにしても請求金額分支払い、

次回、調整で払い過ぎた分はチェックで戻ってくる」

という流れしか頭になかった私はそんな事ができるなんて全く知らんかった。

この「もう1度計算して下さいませ。」もしくは

「今お金ないの、支払い期限、お願い、支払い期限、延ばしてぇ~」という

お願いができるということは、元同僚香港ヤンと年末に合い

どうでもいい話に盛り上がっていた時に教えてもらいました。

その元同僚さんはミッドレベルに住む高級取りサラリーマンではあるのですが、

なぜ、そんな事を知っていたかと言うと、彼自身も仕事をしていなかった時期が

1年半あったからと言っていた。それも知らんかった。

出張続きの彼は中東、ヨーロッパに加え、誰かさん(←ワタクシ!)

が退職した後は日本まで加わりチョッと忙しそう。先日会った時には

「忙しいけど、でも、この日本出張、結構楽しかった、へへへっ」などと

余裕の笑みだったけど

「へへへっと言ってられるのも今のうちよっ!

2週間の日本横縦断出張の重労働さを思い知れ!!」と

優しくアドバイスを送っておきましたけどね。

 

話は税金に戻り、その元同僚が知っていた「お金ないからチョットお願い」戦法を

同じ香港ヤンである我家の相方さんが何故そのことを知らなかったかったかというと、

何てことない「収入が途切れたら生活できない現実」と日々向き合い

そんな申請はこれまで必要がなかった(←する機会がなかった)ということですね。

お金持ちほど自由になる時間が多いのはここ香港も同じです。

所得税最高17%とはいえ、日本のように給料から天引きされないここ香港では

「ど~ん」と請求され、やはりそれなりに収入のある人は、

それは、それは結構な金額となります。(←たぶんよ、多分)

で、そこでこの季節、活躍するのが各銀行がしきりにおススメする

「税金支払の為のローン」

このローンを利用する高級取りは多いらしい。

さすが、金持ちはあくまでも自分の手元にお金を置いとく香港です。

その、元同僚さんも、私と相当な時間の無駄話をした後、

「これから銀行にその税金支払いローン話、聞きに行くんだ。聞くだけはタダだし。」

と言っていた。

仕事をせい!仕事を!

君は仕事中でゴザイマショ!

 

では、私自身の税金支払いがどうなったかというと。

再計算が必要な場合には、本来、年末までに申請するらしい。

そうしたらきっと一回目の支払い期日までに新しい金額などの連絡が来るのでしょう。

でも、今回はデッドラインを過ぎていたので

1回目の支払い期日までに間に合うかわからないとの事。

でも、その場合には1回目の支払いは請求どおり支払い、2回目の金額で調整。

または1回目の支払い金額が多い時にはチェックで返金してくれるのだそうです。

よかった、よかった。

 

はっ?こんなことが出来たのか。すっかり忘れてたわよ!

2010年頃自分自身でしたためたはずのこの税金関連ね。

香港の申告って、そんなことが出来たんだっけ?すっかり忘れてた。

それにしてもこの2010年の記事は香港で働いていない人にとっては

全くチンプンカンプンな内容になっているわね。

ちょっと、補足してみましょうか。

 

何かしらの事情があり再計算をお願いできるというのは、ホント、

今日の今日までワタクシ自身も忘れていたので、2017年の現在も

そういうシステムなのかは、ワタクシではわからぬ。

 

高所得者が利用する事があるという「税金支払いの為のローン」

こちらはね、結構一般的かな。

納税額を手持ちで払った方が得か、税金分はローンで払い手元の現金は

別の投資に回した場合のリターンと比べ、どちらが得か

いろいろな金融機関を皆さんよく研究する。

香港の税金はもともと最高17%の上、控除項目も充実していて

既婚、家のローン、扶養家族、親御さんが老人ホームなどにお住いの場合

その滞在費を負担している場合そのコストなどなどなど

高所得者であっても既婚者の場合にはね、比較的納税金額も抑える事が

出来るけど、独身貴族の高所得者でサラリーマン一本生活であると

結構がつっとした金額になりすね。

 

文中「一回目の支払い期日」というのが出来てきますが

納税金額がある程度いっていると、分割での支払いも可能になっている。

請求書の通り分割で払ってもいいし、一回目の支払い期日に全額納付も可能。

 

日本は大きな国だし、人口も多いし、システムをシンプル化するには

なかなか難しいのかもしれないけど、

もう少しね、多くの人にわかりやすい税金システムになったらいいなと

そう思います。

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