そうだっ!
少し前のニュースだけど、その後どうなったかな?
受け入れ先の見えない有線電視。
2017年3月9日付:東方日報(東網)
メディア業界、テレビ業界、ホント、ゴタゴタ。
香港では昨年4月、ATV(亜州電視)の閉局があったばかり。
hongkonghongkong.hatenablog.com
九倉集団の有線電視、身売り先まったく見えないまま、
はぁ~、これまた、どうなる事やら。
香港ポスト(2017年3月10日付)
ライセンス更新だって、そのライセンスが12年となると、
今の時代、12年ってね、12年後にテレビそのものが存在しているって
信じて疑わないのは、日本のテレビ業界に勤めている人くらいでしょうに。
12年後どころか、5年後には「テレビ」がこの世に残っているかどうかだって
怪しいもので、そんなお先不透明なビジネス業界に誰かが簡単に手を差し伸べるのか、
なかなか居ないと思うのよ。
と、ワタクシ、別窓で3月10日に呟いているわけですが、
有料放送の有線電視の行方はわからぬ一方で、無料放送の奇妙放送(Fantastic TV) は
5月14日放送開始というこで、こちらは娯楽番組中心のチャンネル?
香港のテレビ業界、色々複雑??
無料放送は時々「3月31日放送開始」という広告を見かけるけど、あれはどこの
グループだったかしら?
ああ、このグループね、Viu TV、これは何処のグループPCCW??
えっ?もしかしてこの3月31日って去年の3月31日って事?
その広告まだ流しっぱなしにしてるって事かしら?まぁよい。
そうか、こうして改めて香港のテレビチャンネルのHPを覗いてみると
人気だった番組はネットでどんどん繰り返し放送、そこに結構な広告つけているのね。
そりゃ、わざわざお金払ってケーブルTV契約するって人っていうのも
少なくなるということなのでしょうか。ワタクシ、テレビ事情、全く分からず。
無料放送チャンネル自体は、こうしてどんどん増えるところをみると
ライセンス12年が長すぎるとか、テレビ業界先行き不透明とか
そういう事でもなさそうね。
我が家はATV閉局劇が起こる前は、ほとんど有線電視のチャンネルしか
利用していなかったのですが、そのATV閉局関連で改めて無料チャンネルを
つけてみて「あらら、なんだ、結構、いろんな番組やってたんじゃん!」と
知ったわけですね。で、この1年は有料チャンネルと無料チャンネルと
両方利用するようになったかな。
有料のケーブルTVが、このままスパッと無くなってしまうというのは
どうも考えにくいような気がしないでもないですが、どうなるんだろ、ホント。
以前、無料放送のライセンス取得が出来ずに、ネット放送に踏み切ったHKTV
その後、ビジネスはどうなのかしら?
最近はネットショップの実店舗なども開店し、日本米なども売っているようね。
オンラインショップだけでは、なかなか難しいのかしら。
香港、それでも中々凄いわよね、と、思うわけ
こうしたニュースでもね「香港、それでも中々凄いわよね」と感心するのは、
有線電視の新聞台そのものが、包み隠す(←イヤ、多少は隠しているのかも)
このニュースを担々と報道していることで、日本メディアだったら、
放送するどころか、お家騒動なんて自ら報道しちゃうことなく、
どう隠すかに専念するだろうと想像できるわけで、その辺はね、
日本に比べ、香港、まだまだ捨てたものじゃないわよね、と思うわけ。
関連ニュース
香港経済新聞(2016年6月5日)
香港経済新聞(2015年4月2日)