中国に一番近い街、上水。
行ってみましたの、特に何か用事があったというわけではないのですが、
昨日はお天気が良かったのでね、香港国内旅行。
もとい、香港地域内旅行。
香港島の南から国境沿いの街だもの、
香港縦断ウルトラクイズ、そんな感じだったわ。
はい、ワタクシ、初めての上水。
見るもの、聞くもの、触れるもの
何だかすべてが初めての事ばかりで、
軽くカルチャーショックを受けてまいりました。
最近の上水といえば、まぁ、あれよね、
本土の方々のショッピング場所。
いましたよ、いましたよ、沢山、お買い物している方々。
そして、水貨客と呼ばれる方々。
もう、街全体が、良くも悪くも活気づいているのよね。
太陽がでればお年寄りが集まり日向ぼっこしているばかりで
若者なんかイヤしない我が町なんかとは、
比べものにならない活気でございました。
お買い物を終えた個人客のみなさんは、
国境の町までタクシーを使う方も多いのね。
荷物が多いからですかね。
だもの、タクシーのみなさんも大繁盛よ。
料金なんて、交渉よ。
「落馬洲、幾銭あ~?」
「100元!」
「好あ、好あ、ほぅ~あっ!」
で、お客様、みなさん、自力で荷物を載せるのですが、
それ、見てるだけでも、楽しめるわよ。
自分らの感覚の遥か彼方向こうの量の荷物をさ、
みなさん、器用に詰め込むのよね。
その動きの機敏さとか、器用さとか、力持ちさとか
本当に本当に関心するのよ。
で、荷物積み終わって、まぁ、人が乗る場所もなさそうだし、
荷物は荷物、人は次のタクシーで行くのかしらと
眺めていると、何とっ!
もう、無理でしょう、これ以上は。。。という状態になっている
タクシーに4人が乗り込むのよ。
座席部分にだって荷物は敷き詰められているもの
人がどこをどうやって重なり合っているのかは分からないけど
前の人の頭の部分に後ろの人の足がかかってたりするわけですよ。
第一、そんなV字状態、物理的に体が柔らかくて
ある程度の腹筋力だってないと国境まで持たないだろうし、
いやぁ~、ある種の感動。
凄い適応能力というか、柔軟性というか、忍耐力というか。
言葉なんか通じなくても、どんどん世界に出て行って
かまわずガツガツ、ビジネスする人々ですよ。
つまんない事なんか、イチイチ気にしていないよね、
これ、見下してるわけでもなんでもなく
ただただ素直に、そう思うのですよ、時々、彼らを見てると。
そうだ、とりあえず、動かなきゃっ!って
そんな気にさせてくれるんですよね。
そう言えば
「人の優しさ溢れんばかり」
という題で、以前中国の人々に触れた時の事について少し書きましたが、
なんだろね、ちょっと、違う、きっと、何かが、我々と。
どちらが優れているとか劣ってるとか、そういう事でもないのよね。
驚きや、新しい発見など、本当に沢山あった1日だったので
機会があれば、また、上水での出来事について触れたいと思います。
そうそう、彼ら、個人客の殆どの方が購入していた日本の商品に
コレがありました、Calbeeのフルグラ。
自分は全くこの商品について知らなかったのですが、
CalbeeのHPによると、なるほど、中国本土では販売されていない商品なんですね。
Calbee HP: 中国にお住まいのお客様へ