母国語が異なる2人の間でよく見られる多言語をごちゃ混ぜにした、
時には当事者同士にしか理解できない、
いわゆる言語チャンポン型の会話。
ヤップンヤンと香港ヤンの組み合せでは
日本語、広東語、英語の3種をゴチャ混ぜというのが
多いパターンでしょうか。
先日、バスの前方から聞こえてきた
日本先生と香港太太という組み合せらしい
2人の会話。
香港太太 : (独り言)「HK$27...イーサップチャッマン、イーサップチャッ...」
香港太太 : (続く独り言)「オカネタリナイナ、點算ne...」
日本先生:(聞こえているのか、いないのか、我関せず)
香港太太 : (日本先生へ)「ねぇ~、ヤウモウHK$2(ヤウモウtwo dollars?)」
日本先生 : (いかにも無関心に)「ん?HK$2(two dollars?) 無いよっ」
香港太太 : 「HK$2よ、HK$2...」
日本先生 : (全く無関心に)「無いよ、ナイナイっ」
香港太太 : 「ウソツクナッ!」
香港太太が日本先生に「嘘つくなっ!」と言った所で、
思わず、ワタクシ、吹き出しそうになりました。
ヤップン小姐がヤップン先生に向かって
「嘘つくなっ!」などと言ったら喧嘩の1つにでもなるのでしょうが
他所のお国の方が日本の殿方に言うと何だかとても微笑ましい。