2009年、年末のお食事。
この頃はまだ、鶏の料金も今ほどあがっていなかったんだな。
香港における鶏肉の話は、時々このブログ内でも触れるけど
かつては鶏といえば活きている鶏を選んで捌くというのが一般的だったけど
2017年現在、活き鶏を扱っているお店は極端に少なくなった。
香港に鶏の料理は多いけど、今は多くがチルド。
この珠記は熟食中心でのお食事としてはお安くはないけど
それでも新鮮鶏半羽がHK$120とはいい時代だったな。
2017年の今でも半羽HK$120くらいのお店は香港中多くあるけど、
そういう料金の場合は大体「新鮮鶏」ではなく「冰鮮鶏」
どちらが良い悪いという話でもなければ、
どちらが本物でどちらが偽物という種の話でもないので
時と場合とお財布と、その辺のバランスで
香港のお食事を楽しんでみるのがよろしいかと思います。
香港地元飯(熟食中心):珠記(2009年12月26日)
2009年12月27日(日)香港、曇り。18-13度。湿度84%
この18年で一番の暖かさであったクリスマスから一転、
今日は13度まで下がるそうです。
体力温存のために、寝て過ごすことにしましょう。
US$1=JPY91.64 / JPY1,000=US$10.91
HK$1=JPY11.82 / JPY1,000=HK$84.61
さて、昨日の夕食。久しぶりの「珠記」です。
冬至前の週末であった先週は満席だった「珠記」、
昨日は8時近くに出かけてみました。
この時間だと開店時間直後に来店のお客さんは大体、終わっているのでね。
で、ありました、席。
豉油鶏(半羽HK$120)(←2009年当時!! ご留意ください)
鶏を一羽まん丸のまま広東酱油で味付けした香港の代表的鶏料理の1つ。
ダイパイトンで鶏半羽120ドルというのは決して安い値段ではありませんが、
この豉油鶏はそれだけの価値があります。
冬は野菜の種類が豊富でいいね。
夏は瓜ばっかりだけど。 豆苗に干し貝柱をたっぶりかけて。
班腩煲。ハタ種の魚と揚げ豆腐、湯葉などタップリ入った熱々料理。
ピーマンやナス、赤椒に魚のすり身を挟んで炒め煮に。
お酒類によく合います。
ところで、この赤椒、日本語ではなんて呼んだでしょうか。
4品とビール1本でHK$350くらいでした。
鴨利洲は香港在住の日本人の方々が
「今日はなに食べよっかぁ~」といいながら歩く地区とは思えませんが、
安くて美味しい海鮮料理が楽しめるところですので、
是非お出かけください。
ところで、鴨脷洲ってそもそもどこよっ??
香港島の南側。向かいは香港仔。
香港仔からの渡船もあるし、2016年末にはMTRも開通。
他所の地区からのアクセスも随分よくなりました。
珠記
鴨脷洲大街鴨脷洲市政大廈 熟食中心
皆さまも是非に!