久しぶりCity Bus(城巴)671路線に乗ったら、Wifiが完備されているわ、窓に日除けシェードが取り付けられているわで、その進化に驚いた。
City Busの671路線は鑽石山(ダイヤモンドヒル)から香港島の南側、海怡半島(South Horizons)を結ぶ約26km、所要時間約90分の比較的長距離路線。
路線の詳細は、オタク心を揺さぶるような「香港巴士大典」(香港のバス大辞典)なるものがあったのでご興味のある方はこちらをご覧下さい。
九龍サイドを網羅するKMB(Kowloon Bus, 九龍バス)は新界を結ぶ長距離路線がもともと多い為か比較的早くバス内のWife設置が進められたけれど、City Busはこれまでサッパリだった。それがしばらく乗らない間に、大変身を遂げていた。
オヨヨ、窓には日除けのシェード、これは良いかも。
バスに入り込む日差し、強いものね、香港。
おおっ!!良いね、良いね。
日本で観光バスに乗った時に「これ、香港にも取り入れたら良いじゃん!」と思った人がいたのかしら?日本の国内バスツアー、結構人気だものね。
各座席にはUSB接続口が設置されていた。City Busも思い切ったわね。
まぁ、これまで地下鉄が通ってなかったAp Lei Chauに地下鉄が通ったものだから、相当MTRにお客様が流れているだろうし、City Busもやっと重い腰をあげたのかも。
City BusのWifiを利用したい時、その方法は簡単。
出てきたこの画面の黄色の部分「Accept同意」をタップ。現在のところ一回30分、1日2回まで利用可。時々止まるけれど、まぁ許容範囲よね……と思えるかな。
香港ではネットのない生活というのは考えられなくて、日本のネット事情や存在がどこか遠いところの奇跡とすら思えるくらいに、香港ではネットは市民の生活と密接している。
公共図書館、公共プール、政府系の街市(マーケット)、政府系の公園やビーチなど屋外施設でも、公共施設ではほとんど無料Wifiが完備されているし、民間でも地下鉄の駅(プラットフォームなど有料区域)はほどんど設置済、バスはKMBの長距離路線はほどんどあり。City Busはそもそも長距離路線があまりないから限りがあるかもしれないけれど、どうだろう、Wifi事情に関しては世の中逆戻りするとは考えにくいし、もしかしてどこのバス会社も短距離路線もカバーできるようになってくるのかな?
City Bus (シティバス、城巴): Citybus & NWFB - Home
KMB(九龍巴士、Kowloon Bus):The Kowloon Motor Bus Co. (1933) Ltd 九龍巴士(一九三三)
日本も10年前に比べればだいぶ向上されたけれど、それでも時々帰る時には「日本のWifi事情」というのは頭の痛い問題で、もう少しね、なんと言いますか、世界からの観光客に「流石日本、Wifi事情どこへ行っても何の心配もイラナイワっ!」と思ってもらえるようになると良いのだけれど。
香港のWifi事情、時々過去にも触れてきました。
hongkonghongkong.hatenablog.com
香港はビーチもWifi完備
hongkonghongkong.hatenablog.com
兎にも角にも、ここは香港。色々な問題を抱えている今日このごろではありますが、まぁ、市民レベルでの日常生活は日々進化し続けております。
*熟食中心リスト(香港政府公式サイト)をサイドバーにリンクしました。こちらも併せてご利用ください!
*よろしければスピンオフブログ「香港 アジア 旅と食事のススメと投資の記録」にもお立ち寄り下さい。